生活について
チェーン
2024年10月06日
家族で始めてのボウリング。子らにええとこ見せたろと思って張り切ったものの、結果は生まれて始めてボウリングをした娘と全く同じスコア、78だった。息子は62。
「極悪女王」でダンプ松本がチェーンをぶりんぶりん振り回すシーンがあって、先週の月曜日に娘のピアノ教室が休みなことを忘れて迎えに行ってしまい、教室の駐輪場がチェーンで閉鎖されているのを見落としてトップスピードで駐輪場に突入してチェーンに激突して「チェーン!」というすごい音を住宅街に響かせながら地面に叩きつけられたことを思い出した。
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aomuro
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落ち込んだり元気になったり
2024年10月05日
某文学賞、落選。ハァァアンッ!となるも、このタイミングで通販の注文が入ったりエキストラ関係で某所の準レギュラー化の打診があったりとええ話もあったりして、プラマイプラ。似顔絵もたくさん受注いただき、かろうじて絵描きとしても生き永らえさせていただいている。虫歯の治療で新たに装着した銀歯もいい感じ。
この間読んだ高山なおみさんの本で推薦されていた絵本「ふくろうくん」(アーノルド・ローベル)を読んだ。暖炉のある家でひっそりと暮らすふくろうくんの「ぼく こんばん なみだで おちゃを いれようっと」というセリフから始まり、ふくろうくんが悲しかったことを思い出してぽろぽろと涙を流す。「あしのおれてしまったいす。」「うたえなくなったうた。」「ストーブのうしろにおっこちてみつけられっこないスプーン。」「だれもみてくれるひとのいない あさ。」「おさらにのこってしまったマッシュポテト。」「だってたべたがるひとがひとりもいないんだもの。」等々…。心臓がギューとなった。
あとはNetflixで「極悪女王」を見始めたところ。ゆりやんさんや剛力彩芽さんらはこの撮影のために長い時間をかけてトレーニングを積み、体重を10kg以上増やして撮影に臨んだそう。何もしていないのに、何の目的もないのに体重を10kg以上増加させてしまっているわたしは一体何?と思いながら観ている。
家で作った焼き芋が甘くて美味しくて妻に「甘すぎてもうアモーテ・アモーテやね」と話しかけるも「は、意味不明」と言われる夢を見た。
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aomuro
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バリ山行ばり最高
2024年10月01日
息子がわたしのランタン(LEDのやつ)を持ち出して、寝室で頭から布団をかぶってモゾモゾやっていた。布団がぽってりと光っていて、声を掛けると「光を見て味わいをしてるねん」と言っていた。味わいをする、という日本語は本当にあっても良いかもしれない。お布団に入ってきてと言うので顔をつっこむと、なるほど確かに味わいがある。光に照らされた息子の笑顔も尊かった。
娘は先日買ったスケジュール帳に予定を書き込んでいて、家族と友人と推しの誕生日と、それから給食がカレーの日に「カレー」と書いていた。寝る瞬間にランタンの光について、オレンジの光は温かいイメージ、白い光は冷たいイメージ、わたしはオレンジの光が好き、と言ってスーッと寝た。
「バリ山行」(松永K三蔵)を読んだ。バリは関西弁の「めっちゃ」の意味だと思っていたので、めっちゃ山の中に行きまくるんだろうなと思って読んだら、確かにめっちゃ山の中に行きまくるけど「バリ」は「バリエーションルート(通常の登山ルートと異なる、整備されていない困難な山の中を進んでいくルート)」という登山用語の略称だった。「山行」は「さんこう」と読む。松永さん曰く、「バリ山行」のイントネーションは「くりきんとん」とのこと。
中年会社員が主役ということもあり、会社での立ち振舞いの描写がグサグサと突き刺さる。山登りの場面では、結婚前に妻と登った六甲山が出てきて懐かしい。当時は風吹岩でコーヒーを美味しそうに飲んでいる男性3人組がいた。そこだけ景色がやけに光って見えた記憶がある。
キーマンとなる妻鹿さんのキャラクターも格好いい。圧倒的に憧れる。物語の終わり方も気持ちよくて、バリ山行ばり最高(韻を踏みました)。そして読み終えた後に何気なく本のカバーをめくって、オワーッ!となった。
松永さんのブログも面白くて、一気に読んだ。
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にっちょうび
2024年09月29日
7時過ぎ、コメダ珈琲でひとりモーニング。優雅に本でも読みながらゆるりと…の予定が、隣のテーブルにいらしたおじいさん2人組の口臭が鮮烈すぎて、息を止めながら一気にトーストを食べてコーヒーを胃に流し込んで退散。公園で30分ほど本を読んで帰った。帰りに義妹のゆきちゃんと自転車ですれ違う。「あ!」「やあ!」と声をかわす。仮面ライダーガヴとブンブンジャーを観た。ガヴがええ感じ。
コーナンに行く用事があったので、キャンプ用に薪を買った。広葉樹の薪1,200円。能勢の道の駅では500円ほどだったので割高ではあるけれど、今回は事前購入しておく必要があったのでしゃあない。
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どよんび
2024年09月28日
先週の歯医者(定期検診)で左上奥歯が虫歯になっているので来週治療しましょうね~神経抜きましょうね~と宣告されてから一週間、重い気持ちで過ごした。軽やかに言われる「神経を抜く」というフレーズほど怖いものはない。せっかく涼しくなってきたというのに、今週は秋を楽しむ余裕もなかった。
14時に歯医者へ。麻酔、痛くなさすぎて本当に効いているのか不安になる。その後麻酔が効くまでしばし待機した後、いよいよ処置が始まった。まずは歯のクリーニングをしてくださっているのか、歯の表面をササーと撫でる感触。いつ突然激痛が走ってもいいように、マロンクリームのハンカチを潰してしまいそうなほどに固く握りしめて臨んだ。表面ササーッが10分ほどあったところで、「終わりましたよ」とのこと。思わず「そんなはずないですよね」と返事をしてしまった。
今まで別の歯医者で治療をしてもらったときは激痛に次ぐ激痛だったのに、今回のは何?しかもトータル15分ほどで終了した。待合室で待ってくれていた子どもたちは「おとうさんの絶叫が聞こえなかった」と少し物足りなさそう。
その後スイミングへ。夜はシチュー。子どもたちとゲーム大会。23時頃まで熱中し、バタンキュー。
「本と体」(高山なおみ)を読んだ。料理家であり文筆家でもある高山さんお気に入りの26冊の本にまつわるエッセイ、それから対談が3つ。
編集者である筒井大介さんとの対談にて、特に本に思い入れのないままに絵本の会社に就職した筒井さんが長新太の絵本を読んで価値観をバコーンとブチ変えられたお話が印象的。「理屈じゃないものを提示してくれている」「社会常識にのっとって作られたものではなく、もっと根源的なものを見ている感じ」とあった。
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焚き火
2024年09月25日
Wikipediaの「メンダコ」の欄に「2段階で進化を遂げる」という記述があって、明らかな誤りなのでその行を削除したところ、不明なアルゴリズムが発動してWikipedia全体の記述内容がぐちゃぐちゃに書き換えられてしまい、世界中からその責任を問われる、という夢を見た。恐ろしすぎた。
「焚き火大全」(吉長成恭・関根秀樹・中川重年 編)を読んだ。
焚き火にまつわるあらゆるアレコレが盛り込まれている圧巻の350ページ。歴史、技術、材木の種類、道具、料理、文化、焚き火文学…などなど。キャンプにおける火への向き合い方が全く変わってしまった。嬉々としてボウボウ燃やしていた自分を恥ずかしく思う。
冒頭、人類と他の動物との違いについて書かれている。決定的な違いは、火を使うか使わないか。
最初の火の利用は数百万年前、おそらく自然発火の山火事などで逃げ遅れた獣が焼け、その香ばしいにおいにつられて焼かれた肉を食べたことがはじまりではないか。火は硬い食物を柔らかいものに変える。こうして噛む回数が減ったことにより頬肉が緩み、頭蓋が大きくなる余裕ができ、脳が大きくなったので人類は劇的な進化を遂げることになった、とある。
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aomuro
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暑すぎ
2024年09月19日
相変わらずA・TSU・SU・GI☆
春頃にエキストラとして参加した
映画
の制作発表があった。撮影時はタイトルが伏せられていることがほとんどで、よくわからないままに参加させていただく機会が多い。今回は募集メールの段階でビビビッときていて、やはり思っていた通りジャルジャル福徳さんの小説原作だった。大好きな小説なので、参加できてうれしい。来年の春公開。
一年前の今頃は「室町無頼」のクランクインで、そこから3ヶ月以上、のべ10回以上撮影に参加する機会があった。毎回楽しすぎたし、一度だけピンマイクをつけてセリフを言う機会があった。あれは緊張したけど良い機会だったなあ。こちらは来年1月公開。
「あのころなにしてた?」(綿矢りさ)を読んだ。コロナが猛威をふるい始めた2020年一年間の日記エッセイ。綿矢さんの描くチャーミングなイラストとともに、不安とともに過ごした一年がギュッと詰め込まれている。
4月7日に非常事態宣言が出たときのことはよく覚えている。子どもの入学式の日。いろいろなプロセスをすっ飛ばした超高速入学式で、開会から閉会まで6分だった。その日の夕方に非常事態宣言が出て、情緒がぶりんぶりんに乱れた記憶がある。
あとがきで「以前は自著の読者の方から共感が欲しいと思ってたけど、今は、共鳴したいと思う。」「洞窟に向かって何か語りかけ、ある特定の言葉を発したときだけ奥の暗がりから反応する声が返ってくるのを、耳を澄まして聴いているような心境だ。どの言葉なら反応があるかを常に探している。」と書かれている。
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土曜日
2024年09月14日
早起きしてオーダー漫画の仕上げをして入稿。これで手元にある漫画系の依頼は全て完了!ヒューヒューだよ!(feat.桃の天然水)
昼から子らの歯医者と水泳教室へ。合間にメルカリの発送。灼熱。セミもガンガン鳴き散らかしている。
夕方からお暇をいただき、土かべ文庫に行きコーラフローズンを飲んだ。信じられないくらい美味しくて、レジで興奮して喋りまくってしまった。ずっと探していたピーターラビットの料理本他、8冊ほど購入。他にも良い本がたくさんあったけど、それはまた次の機会に。
ラーメンを食べて超笑顔で帰宅。息子とキン肉マンの超人について語り合った後、寝ました。
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藤子不二雄
2024年09月13日
午後からお休みをいただき、子らの参観へ。この時期の参観は初めて。
帰宅後息子が小学校でパーマンとキテレツ大百科、それからエスパー魔美を読んだ、アニメがあるなら観たいと言うのでネットで探すとなんとAmazonプライムで藤子不二雄作品の配信が始まっている。ということで、ナミチョチョ絶叫視聴。
エスパー魔美は改めて観るとぶっ飛んでいた。あとは高畑さんがもうとにかく懐かしすぎ。ネットの情報によると、高畑さんは日本司法制度に精通しているらしい。魔美がこめかみに当ててテレポーテーションするハート型の装置、わたしの薄い薄い記憶の中にはそれの星型バージョンがあって、高畑さんが使っていたような気がする…記憶違いかな…。
キテレツはブタゴリラがトンガリを本物の銃で撃ってしまい、窓を割り飛び出して逃走する回を観たかったけど、残念ながら配信されていなかった。(各作品20話ずつくらい厳選されての配信)
ちなみにキテレツ大百科のアニメは本来は全331話。まあまあいかつい。
息子はエスパー魔美の「グランロボが飛んだ日」という回を気に入り、何度も観ている。
「本が語ること、語らせること」(青木海青子)を読んだ。奈良で私設図書館ルチャ・リブロを営む青木夫妻が、図書館での出来事を綴ったり、読者の悩みに本の内容を紹介しながらやさしく回答されている。苦しみを乗り越えた、または苦しみとともに生きている人の言葉はどこまでもやさしい。
生きづらさを抱えた人へのケアが、個人の思いやりや想像力まかせになりすぎている。「他社への想像力がない」と切り捨てるのではなく社会の中に仕組みを作るべきで、自身の営む図書館も仕組みとしての緩衝材になっている、というふうなことが書かれていた。
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愛しき光たちよ
2024年09月08日
平日は空き時間を見つけてはストレンジャー・シングスを観ている。なんじゃあの作品は。シーズン1の終盤、バラバラに展開されていた3つの点が一瞬にして収束して怒涛の展開が続く。SUPER OMOSHIRO SAKUHIN。しかしまあ、突然ンーマッ!と恋人同士が熱烈なキッスをするシーンが挿入されるので、電車で観ているときも油断できない。ンーマッ!ぽい流れになったらすぐに再生を止めて、続きは家で観るようにしている。ンーマッ!シーンだけスキップ機能とかないのかな。
昨日から今日にかけては、川西の不死王閣という温泉旅館に宿泊した。ロビーには手塚治虫のサインが飾られていた。昨日の昼に妻父母の古希祝いの食事をして、妻父母は帰宅され、我々は宿泊という流れ。甥っ子ら含めると子どもが7人。賑やかで楽しい一日だった。
3~7歳の男子ーズ4名を温泉に連れていったとき、3歳の甥っ子に「ちんちんもよく洗わなあかんで」と言うと「ちんちんって言っちゃだめ」と穏やかに窘められた。続けざまに「おちんちん、って言うんだよ」と説明してくれた。ちんちんのことはちゃんとおちんちんって言おうと誓った。
風呂上がりは男子ーズが4人で体重計に乗り「100キロいかへん」と言っている光景を見守っていると「ヒロキンさんも来て!」と呼ばれた。私も含め5人でああでもないこうでもないと工夫をしながらちっこい体重計に乗り、無事全員乗った。体重計は130キロを指した。子らがどよめきのような声をあげた後、「やったー!」と喜んでいた。皆がワーッと言うので、抱きしめた。「みんなで乗っても70キロやったのに、ヒロキンさんが乗ったら130キロになった!やったー!」と言っていた。
二日目の今日はカップヌードルミュージアムでオリジナルのカップ麺を作って、マクドでみんなで食事をして解散。
愛しき光たちの幸せを願いながら帰宅。やる気が漲っていたので、洗濯機2回まわしからの掃除機ガーガー、漫画ガリガリ、メルカリシュピシュピ(出品のこと)。
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戦う勇気ではなく、逃げる勇気を
2024年08月30日
台風どないなってまんねん。あれこれが前倒しになったり後ろ倒しになったりと、仕事の段取りがわやくちゃになっている。
「地面師たち」が観たくてNetflixに加入した。ハリソン山中が子らの通う学校の校長先生に似ていて、ハリソンが悪いことをする度に「校長…」と胸がジクッとする。脚本は大根仁、音楽は石野卓球。面白いことが保証されている前提で観たのに、しっかり最高だった。
「ぼくにはこれしかなかった」(早坂大輔)、「文化の脱走兵」(奈倉有里)を読んだ。
「ぼくには~」はBOOK NERD店主の早川さんが、店の立ち上げまでの経緯とそれからのことが描かれている。社会人としてのキャリアやプライベートでの紆余曲折を経て、店を営む。読者に向けて語りかけるように話が紡がれていく。
「文化の~」はロシア文学研究者であり翻訳家の奈倉さんによるエッセイ。戦争についてセルゲイ・エセーニンの詩を引用したのち、「戦う勇気ではなく、逃げる勇気を。なにかのため、誰かのために犠牲にしていい命など、ひとつとして存在しない。」ときっぱり書いていらした。
40も過ぎて他人の人生に影響を受けることもなくなったけれど、人生のアナザーストーリーとしてどちらの本も興味深く読ませていただきました。
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にっちょうび
2024年08月25日
珍しく久しぶりに原稿が立て込んでいる。午前中にインセクツの漫画を仕上げてMさんにメール。すぐにレイアウトされたページ見本が届いて、お仕事の速さに驚愕する。新刊の内容もとても楽しみ!
子らの夏休み最終日。午前中は原稿バタバタで家族と何もできなかったので、息子を連れて市民プールに行った。人は相変わらずまばら。本気でバタフライをしたり、息子と水中でいかに変なポーズを取るか対決をして爆笑した。プールの後、そのままマクドナルドに行ったのも良いムーブだった。モリモリ食べて、帰って2時間昼寝。夜はオムライスをつくった。
以前は夏休み明けの登校日朝まで宿題をやっていたときもあったけれど、今回は計画的に進めたこともあって全て終えており、穏やかな最終夜。
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ゲゲゲ
2024年08月24日
「ゲゲゲの女房」(武良布枝)を読んだ。水木しげると過ごした日々について、妻である布枝さんの視点から描かれた話。壮絶であり、暖かく、そして情熱的。左手のない水木しげるが、左肩で原稿用紙を押さえて、原稿用紙に顔が当たりそうなほど近づけてガリガリと漫画を描いていたとあった。苦しい生活のことも含め、とてつもない努力を重ねてもなかなか実を結ばない時代。やがて生み出された数々の大ヒット作品。自分のこれまでの人生を振り返り、なんともぬるいことかと猛省しながら読んだ。
夕方、小学校の祭の手伝い。やるぞという強い気持ちで行ったものの、朝礼台を20mほど運んで終了、あとは子どもたちを見守る係だった。
終盤はキャンプファイヤーをして、子どもたちが火を囲んでゲームをしていた。楽しそうにハシャぐ子どもたちの中にいる息子もニコニコしていて、妻と恵比寿顔で見守った。キャンプファイヤーは最後に熾火になった炭を星の形にしていて、星が暗闇の中で瞬いているようでロマンチックだった。妻いわく、キャンプファイヤーの最後はこういうことをするものらしい。
準備で運んだ朝礼台を祭で全く使わなかったので、何?と思っていたら最後の最後に火の精霊(?)がキャンプファイヤーの火をたいまつにつけて、朝礼台でそのたいまつを振り回すという儀式があった。
帰宅後、インセクツ原稿ペン入れ。娘も隣でタブレットで熱心に絵を描いていた。
ゲゲゲパワー(「ゲゲゲの女房」を読んで漲ったやる気)で1時半頃までひたすらガリガリと漫画を描いた。
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aomuro
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夕方
2024年08月22日
仕事終わりに学童まで息子を迎えに行く。
学校が工事中なので、裏口ではなく正門から入って運動場を横切る。広い大きな運動場を息子とふたりポツンと歩く。なかなか珍しい光景だったので息子と記念写真を撮る。息子がこの学校の守衛さんは時々寝ているので帰りに確認したいと言うので、さりげなく守衛室の前を通るときに中を見る。
今日の守衛さんは寝ているどころか、目がバキバキでした。
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TOTTORI
2024年08月11日
夏休み旅行第二弾は鳥取へ。朝7時半出発。
道はそこまで混んでいなくて、寄り道をしつつも14時頃には皆生温泉に到着。宿の前が海だったので水着に着替えて泳いだ。砂浜に人がぜんぜんいなくて貸切状態。見渡す限りの広い海の中、家族が毛玉のようにひとつの小さな塊になって浮いた。ぬるいね、しょっぱいね、と言いながらキャッキャと浮いた。浅いところを潜って海底を掘るとたまに何かが出てくることがあって、息子とあれこれ頑張った。ストップウォッチのようなものと、カニのおもちゃを発掘。
夕方チェックインして食事をとり、温泉へ。浴場に誰もいないことを確認して、15mほどの大浴槽でバタフライチャレンジをした。見事泳ぎきって、息子にガッツポーズをしたら「人がいるよ」と小さな声で注意されハッとなった。浴場に入ってきたおじいさんと目が合った。すみませんと会釈をして、そそくさと風呂からあがった。息子には申し訳ないことをしてしまった。
21時頃就寝。
翌日は20kmほど離れた場所にある境港へ。水木しげるロードを歩く。暑かった。
水木しげる記念館
が良すぎた。子どもの頃おばあちゃんに妖怪の図鑑を買ってもらって、それをボロボロになるまで読み込んで、「のんのんばあとオレ」という妖怪が出てくるドラマを夢中で観て、妖怪の絵をたくさん描いていたことを思い出してしみじみした。妻は、展示されている水木しげるの生涯について書かれた解説を全て読んでいた。わたしと子ども達はわりとペッペッと見ていき、気になる妖怪だけをじっくり見るスタイル。油すましが好きなので、たっぷり愛でた。
夫婦仲良しの秘訣を聞かれた水木しげるが「相手に期待しないこと」と言っていた。妻とそれを見てほんまやなと笑う。
その後、
海とくらしの史料館
に行った。ちょうどタイミングよくサメのカツを配布していて、ヨシキリザメというサメと何かのお肉を練り合わせたカツをいただいた。家族全員、初めてサメを食べた。サメだね、サメだねえと言いながら、食べた。
大阪へ帰る。帰りも3時間半ほどで到着。
家が間もなくのところに来て娘が「楽しい旅行が終わってしまうのが本当にさみしい」と呟いていた。「私もー!さみしー!胸がギュッとなってますー!」と叫びそうになりつつもグッとこらえて、月を睨んだ。
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雷光
2024年08月04日
昼食の後に家族で市民プールへ。
泳ぎだして5分ほどで休憩時間になった。1時間に1回、安全点検のために休憩タイムが設けられている。お茶を飲んだりしているとみるみる空模様が変わり、雨が降り出した。落雷の可能性があるため、天気が良くなるまでプールは利用中止とのことで、屋根のあるテントの下で待った。
30分ほど待ったものの天気は良くなるどころかどんどん酷くなって、地面を突き刺すような雨と激しい落雷。稲光もくっきりと見えるほどにえげつない光と音。しばらくは花火を見るときのように、まわりの人たちとオオーでかい、でかいねえと見守っていたものの、子どもたちが怖がり始めたので退散。
服に着替えて、わたしが駐車場に車を取りにいくことになった。子どもが大きなタオルを貸してくれたので、ねずみ小僧のような格好で車まで走った。雨が大粒で、一滴一滴が肌にめりこむのを感じながら走った。
家に帰った途端、空ピッカーン。良い天気。
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GetNavi
2024年07月30日
夜にGetNavi WEB編集長のYさんとビデオ通話。
この度編集長が変わるそうで、これを機にGetNaviもいろいろと再編の動きがあって、わたしの漫画の連載も次回で終了することになった。2015年から9年ほど描かせていただいた。前任のHさんから、本当によくしていただいた。月に四コマ1本という細々した連載だったけれど、自分を漫画家たらしめてくれるものがこのGetNaviだったので、思い入れも大きい。
基本的に原稿は一発本番OKで、描きたいように描かせていただいた。一度だけ夢オチのものを描いたらHさんから「夢オチは今回限りにしましょうか」と指摘があり、以降は漫画に夢オチは描かないようにしている。
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佐用町
2024年07月29日
10時半頃に出発して兵庫県佐用町まで爆走。鶏白湯ラーメンを食べて、14時頃に西はりま天文台に到着。子ども時代に旅行でここに来て、またいつか家族で来たいなと思っていた場所。なんとか予約を取れて、やっと来られた。10年ほど前から母校である兵庫県立大学が管理しているそう。
14時半頃から星座早見盤のワークショップに参加して、16時にチェックイン。30年前と変わらない家族ロッジ(今回は「金星」という部屋だった)で焼き肉を食べて、19時半からの星空観望会に参加した。世界最大の公開望遠鏡「なゆた」でベガやアンタレスなど多くの星を見せてもらう。子どもたちにとっても忘れられない思い出になったようだった。銀河がとても美しかった。21時頃就寝。
翌日はひまわり畑を見たり、伊丹の昆虫館に行ったりなんやかんやで17時頃帰宅。
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セミ
2024年07月24日
朝、洗濯を干しているとベランダにセミが佇んでいることが多くなった。毎回、セミ!おる!となる。
そういう時はセミが飛び立たぬよう静かに静かに洗濯物を干して、息子が起きてきたら「ベランダにセミがいます」と耳打ちをする。息子はバッ!と覚醒してベランダに走ってゆく。しばらくして虫網をふりまわす息子の姿が目に入る。ジジジというセミの声がして、汗だくになった息子が満足そうに部屋に戻ってくる。
夏の朝。
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MUNA SEA
2024年07月23日
昼から有給。いったん帰宅して、塾に行く娘と一緒に出かける。三叉路で、じゃあまたねと別れてわたしは芦屋へ。16時前に某所着。某映画の撮影。
だんじりの曳き手としての参加だった。だんじりを曳く機会などそうないので、とても貴重な経験だった。汗にまみれながらエンヤショーエンヤショーとリハーサルをして、17時頃から本番。
だんじりの後方でオリャオリャとだんじりを押していたら、ここ(手すり?みたいな部分。曳き棒というそう)の上に乗って!座って!と言われる。見せ場としてだんじりをウイリーさせるらしく、後ろの曳き手は曳き棒の上に乗って重石のような役割をする必要があるらしい。わけもわからず飛び乗ろうとすると、同じくわけもわからず飛び乗ろうとした別のエキストラのおじさんの尻とわたしの尻が激しく激突して吹き飛ばされる形で落下し地面に叩きつけられた。エドモンド本田のスーパー百貫落としの体勢でアスファルトに尻から落ち、あまりの痛みに一瞬呼吸が止まった。引きずり出されるように救出され、衝撃すぎてその後は放心状態でエンヤショーした。
ちなみにカメラには1秒も映らなかった気がする。張り切って参加して尻を強打しただけ。むなしすぎる。
以前科捜研の女の現場で一緒に参加していたSさんがいらしていたので声をかけ、途中まで一緒に帰った。また会いましょうねとLINE交換。
帰宅後、息子に尻の様子を見てもらう。7歳の息子は、この家で嫌がることなくわたしの尻を見てくれる唯一の存在。息子はジーッと尻を見て、「一か所だけ、うすだいだい色じゃない部分がある。ちょっと赤い」と言った。そっか、今の子は肌色という表現をしないんだなと思うと同時に、尻の心配をした。
ジンジンと痛む尻をいたわりつつ就寝。
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夏休みの宿題
2024年07月20日
マッハで終わらせるという気概をもって夏休みの宿題に取り組んでいる娘。漢字の宿題をしているときにパパ!怖い問題!と呼ばれて行くと普通の例文の中に突然「血管が破れる」「関節が外れる」という文が並んでいた。
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本
2024年07月19日
職場近くの何度も行っていた古本屋が閉店セールをしていた。なんと全品80%オフ。ちょっとだけチラ見して帰るつもりが、普通に50冊くらい本を買って、荷物が重すぎて腕がちぎれそうになりながら帰宅。途中でビニール袋に穴が開いて、少しずつ少しずつ穴が大きくなって恐怖そのものだった。万が一破袋して本を全部ぶちまけてしまっても、もうそれを拾う元気すらない。ミチ…ミチ…と穴が広がるたびに、眼の前が暗くなった。金田一少年の事件簿全巻セットも500円になっていて欲しかったけど、あれも買ってたらぜったい袋破れてえげつないことになってた。
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無無無
2024年07月18日
忙しすぎて無。まいにち魂をJR茨木駅に置き去りにして出社。日中は仕事をチャカチャカ、夜になったら茨木駅に魂を迎えに行き帰宅。家ではにこにこと過ごしている。
「ハサミ男」(殊能将之)、「LONG DISTANCE HIKING」(長谷川晋)を読んだ。
ハサミ男はミステリの話になると必ず話題にあがるので一度読んでおかなあかんな状態が10年くらい続いてた作品。ひょんなタイミングで読んだ。ミートパイ。うまそ。
「LONG~」は長距離ハイキングの手引書と言える本。アメリカの西海岸を通過するPacific Crest Trail(PCT)については約4,264kmというとんでもない距離で、それらをいかにしてスルーハイクするかが書かれている。通勤で2km歩いただけでアヘアヘ言うわたしではとてもじゃないけど挑戦できないけれど、踏破する人たちは意外と普通の人が多いとも書かれていた。荷物は上級者だと水やテント含めて5kg以下に抑える人もいるらしく、極限まで無駄を減らさないといけない。
長谷川さんは「自然へのインパクトを極力減らす」ことを心がけられていて、これは自分がキャンプをするときにも気をつけなければいけないなと感じた。
あとロングハイキング必須の荷物のひとつとして日傘が挙げられていた。日傘を持つ男性も増えてきて迷っていたけど、やっぱり買おう。
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プール
2024年07月14日
子らの特訓も兼ねて、朝一番に市民プール。泳いだ泳いだ。毎回思うけど、プールに入る前の異様に冷たいシャワーにはどれほどの意味があるのだろう。まわりを見ていても、シャワーが出ている間はジーッと待ち、シャワーが止まった瞬間ワーと走り抜けていく人が多い。
プールではクロールの練習など。娘と潜ってプールの底面に文字を書くゲームをして盛り上がった。おとうさんが一番ハシャいでたよね、と子に言われるほどエンジョイした。毎日でも通いたい。
娘は帰る間際にプールに潜って「さようならまたきます」と底面に書いたそう。とても良いムーブ。
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カッパコア
2024年07月06日
「リーダーシップがなさすぎる」と今回の人事面談でも言われた。もう何年も、毎回言われている。
リーダーシップを発揮し後輩たちを飲みに連れていく先輩方の横をすり抜けて、まるでリーダーシップのないわたしは気配を消して逃げるように退社して、ひとりで映画館に行き「ルックバック」(2回目)を観て大号泣し、コメダ珈琲でビーフシチューを貪り、夜の公園で少しだけ星を眺めてから帰った。
家でインターネットをやっていたら、ふとした拍子にかっぱ寿司の会社のデータベースに繋がってしまい、かっぱ寿司の個人情報が丸見えになってしまう、といった夢を見た。そのデータベースの名前は「カッパコア」だった。親切心でかっぱ寿司にそのこと(データベースが丸見えになっている件)を連絡したら、なぜかわたしがゴリゴリに逮捕された、という後味のよろしくない夢。
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aomuro
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野宿ライダー
2024年07月05日
今週読んだ本。「私、ほんと食いしん坊なんです」(高峰秀子)・「カフカ断片集」(カフカ)・「さすらいの野宿ライダーになる本」(寺崎勉)。
カフカ断片集には、彼が未完で残した物語のかけらが収録されている。当然ながら全体的に「めちゃくちゃええこと言うとるやんけワレェ」だった。
特にカフカが友人に送った手紙に残した「本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなければならない。」という言葉と、ノートにメモ書きされていたとされる「人間にはふたつの大きな罪がある。他のすべての罪はこれらから生じる。それはあせりとなげやりだ。」という言葉がズシンときた。
「さすらいの~」はYOU TUBEで動画を観まくっている野宿キャンパー寺崎さんの30年以上前の本。キャンプにおける衣・食・住・金・バイクなど、寺崎イズムが余すこと無く収録されている。10代の頃に出会っていたら、間違いなくバイクを買って野宿キャンパーになっていただろうし、人生が今と大きく変わってしまっていたかもしれない。坂戸康之さんによるイラストも素晴らしい。何度でも読もうと思う。
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aomuro
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科捜研の女と同じ職場の男
2024年07月03日
5月下旬に撮影に参加したテレビドラマ「科捜研の女」放送日。家族全員ちゃちゃっとお風呂に入り、8時からテレビで観た。わたしが出るのは後半なので前半は普通に観てて、家族それぞれで犯人を予想したけど、全員ハズれてた。誰ですか急に!という人が犯人だったのでびっくりした。鈴木福くんが犯人やと思ってた。
いよいよわたしの出演シーンでは、家族全員爆笑。画面の向こうにいるわたしは、とても真剣な表情で走っていた。これで晴れて榊マリコと同じ京都府警に所属する、いわば科捜研の女と同じ職場の男、になることができた。撮影は本当に楽しかったし、弁当も美味しかった。沢口さんは一日ずっとニコニコされていらして、すっかりファンになってしまった。
岡田准一さんが監督する「イクサガミ」にどうしても出たくて、エキストラに何度も応募したけど8回全部落選。ああ無情。
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aomuro
23:30
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ルックバック
2024年06月29日
午前中仕事、からの浪花そばでざるぞばを食べてマッハで帰宅。
夜にお暇をいただいて、映画「ルックバック」を観に行った。いつもはガラガラの映画館が、今日はドチャ混み。
58分というわりと短めながら、もう全部の時間泣いた。原作の漫画が好きすぎて何回も読んでいて、漫画でしかできない表現も多く映画はどんな感じになるのだろうと思っていたけれど、漫画でしかできない表現も残しつつ映像でしかできない表現も上乗せされていて、とにかくありがとうございますすぎた。河合優実と吉田美月喜といった女優によるキャストボイスも絶妙だった。京本の一言めからもう大号泣。音楽もいいし、このままミイラになってしまうのではないかというほどにベシャベシャに泣いた。まわりの大人たちも泣いていた。特典のオリジナルストーリーボードも冊子も良くて、抱きかかえるようにして帰宅。
自身の行動が、誰かの人生を変えてしまうことがある。後々になって、その時の行動を悔いてしまうこともある。悲しい運命を辿ることになってしまった京本だけど、とても幸せな人生だったことが美しく描かれていて、そこに救われた。
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aomuro
23:30
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頭の中はキャンプでいっぱい
2024年06月24日
5時起きからの通販発送(たくさんのご注文ありがとうございます!)、洗濯ビュンビュン、出社して午前中事務所、昼から電車移動&車ぶっ飛ばして某市で仕事。よく働いた。
移動時には「大人のソロキャンプ入門」(ヒロシ)を読んだ。キャンプはある程度の段階になると、今度はいかに道具を減らすかという考え方になると書かれていた。最近の動画では道具も少なく、木とロープを使って風防を作ったり、拾ってきた木をポール代わりにしたり、ヤカンは真っ黒になっていたり、すごく良いキャンプをされている。
キャンプといえばこの本にも出てきた、寺崎勉のキャンプがこれまたとんでもなく無骨で痺れる。YOU TUBEでは寺崎さんの動画ばかり見てしまう。
あと本でヒロシが買った山にも言及されていた。これ地味にずっと気になっていたので有り難かった。一時期山を本気で買おうとしていたけれど、やはりメンテナンスやなんやかんやでとんでもなく大変らしく、本が発売された当時(2022年)では一度もキャンプできていないとのこと。
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aomuro
19:00
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胸ギューッ
2024年06月22日
「きっとあの人は眠っているんだよ」(穂村弘)を読んだ。穂村さんの読書日記。中でも詩集「錯覚しなければ」(三角みづ紀)より引用されていた「幸福論」という詩が、せつなすぎる。
二歳にもならない娘が
あらゆるものをかわいいと述べ
その理解に足らない表情で
放置されていたシリカゲルを
「可愛い」
と握りしめていた
あの、
えがおにとどかない。
胸ギューッといえば、最近読んだ新美南吉作品集にあった「狐」という作品も、文六ちゃんの可愛さと母の愛にホギャーッ!と泣きそうになった。文六ちゃんは、晩に新しい下駄をおろすと狐につかれるという噂を信じ、禁忌を犯してしまった自分が果たして狐になってしまうのではないかと不安に包まれる。そんな文六ちゃんが、母にもし自分が狐になってしまったらどうするかと問うシーンがある。
母は、文六ちゃんはもう家においておくわけにはいかないね、と答える。鴉根山の方に狐がいるらしいから、そこに置いてゆく、と。
随分と悲しいことをおっしゃるやんけと思っていると、母は言葉を続ける。父ちゃんと母ちゃんも明日の晩に新しい下駄を買ってきて、それをおろして狐になることにします。文六ちゃんと一緒に鴉根の方に行きましょう、と。このシーンがたまらない。文六ー!母ー!となる。
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aomuro
23:30
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休日
2024年06月19日
会社を休んで、毎年恒例の胃カメラ。いつもはカメラで胃の中を見ながらリアルタイムで「いいね、きれいですね」とか「85点!」とか言ってくださるのに、今日は終始無言だったのでだいぶ不安が募った。カメラ終了後の診察では「問題ないでしょう」とのこと。ホッとして、オナラをプープー言わせながら帰宅。(胃カメラの時に胃に空気を入れながら診察をするので、終了後にオナラが止まらなくなる)
放心状態でソファに座って、そのまま3時間が経過した頃に、今日は午前中授業だった娘が帰宅。平和学習で映画を観たよ、泣ける話だったよ、でも感動のシーンの時に水筒のお茶がこぼれて大変だったよ、あとほいけんたが出てきたよ、ということだった。水筒のフタがちゃんと閉まってなかったね、ごめんね、あとほいけんたってどういうこと?と聞くと、おとうさん役で出てた、最後の出演者一覧で「さんま」って書いてあったからほいけんたで間違いないと思う、と言う。ああ、それはほいけんたではなくて、ほいけんたがモノマネしてる本物の方、明石家さんまだよ、と返すと、あれが本物やったんかあと笑っていた。
娘をピアノ教室に見送る。20分後くらいにピアノ教室から電話。娘発熱。自転車で迎えに行く。
ピアノ教室に向かっていると、顔を真っ赤にしながらこちらに向かってくる小さな娘の姿が見えた。思わず、大丈夫かー!と大きな声を出してしまう。にこにこと手を振りながら、ヨロヨロとこちらに向かってくる。胸がギュッとなる。家に帰って水分をとって、ソファで横になってもらう。すぐに平熱になった。熱中症っぽい感じかな。
そうこうしているうちに、タオルをひょっとこのような巻き方にした陽気な息子も帰宅。熱心にブンブンジャーを観始めたので、わたしは部屋の掃除とメルカリの発送作業、動画の編集。
18時にごはん、その後今日届いたワーワー言いながらAKEDOで遊び、お風呂に入って就寝。
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aomuro
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高速帰宅
2024年06月15日
4時に目覚め、音を立てないようにひっそりと撤収作業やら朝食やらを済ませ、8時前にはキャンプ地を出た。9時に帰宅。この近さがなんとも良い。
急に暑くなってきたので、布団の入れ替え。洗濯機を3回まわし、布団を全員分干し、とにかくよく働いた。昼はキャンプ用品でチーズトーストを作ると、子らはおいしいおいしいと喜んで食べてくれた。
14時過ぎスイミングスクールへ。夕方帰宅。何をする気も起きず、ほか弁を買ってきて各自もくもくと食べた。
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ソロキャンプ
2024年06月14日
午前中で仕事を切り上げ、いったん帰宅。洗濯物を畳んだらすぐに出発。今日はいよいよ人生初のソロキャンプの日。
14時半頃に道の駅能勢(くりの郷)に到着。薪はここが一番安いらしく、ひと巻きで550円だった。だいたいよそでは800円くらいはするイメージ。ふた巻き買うと、持ち運び用にと米袋をくださった。
そこから車で5分ほどのところにあるノセボックスで食材調達。15時過ぎに本日のキャンプ地「杜のテラス」にチェックイン。
12時からチェックインできるため、平日にもかかわらずすでにソロキャンパーでいっぱいで、みなさんひと通り設営を終えまったりしているようだった。
汗だくで設営をして、薪を割る。今日のために買ったキャンプグッズばかりで、いちいち楽しい。滞りなく火起こしも終え、さっそくビールを飲む。最高の金曜日。肉を焼きエビを焼きお野菜を焼きラーメンを作り、食べて食べて飲んだ。クッキングパパに出てくる「アップルソース」をつくり、ステーキにたっぷりかけて食べた。りんごをすりおろして、レモン汁と粒入りマスタードを入れて混ぜて完成。りんごの味はしなくて、酸味のある美味しいソースだった。
締めのポップコーンは、火力が強すぎて容器ごと燃えた。炎の中で舞うポップコーンが切なかった。
22時頃に就寝。
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aomuro
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土曜参観
2024年06月08日
子らの参観。
息子は道徳の授業で「ありがとう」を伝える手紙を書くという授業だった。どんな内容のものを書いたかは教えてくれず、お楽しみにということだった。
娘は音楽の授業で、クラス一同で歌うさまを間近で見せていただいたのだけど、これがもう心臓がギューと押しつぶされそうなほどに良くて、泣かないように歯を食いしばりながら見守った。奥歯が粉砕しそうだった。子どもたちの歌声の純粋さ、それを見守る先生のやさしい眼差し、窓から滑り込む風、奥歯がバキバキに折れそうなほど歯を食いしばって涙を堪えるオッサン。妻はつい一緒に歌ってしまったとのことだった。わたしもめちゃくちゃに熱唱すれば良かった。本当に素晴らしい授業だった。歌、最高。
帰宅して昼食、その後はプール教室。なかなか慌ただしい一日だった。ドタバタしながら、メルカリでラジコンを買った。
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aomuro
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今週
2024年06月07日
上司不在でわやくちゃになりながらもなんとか無事一週間の仕事を終える。今週はついに「疾風!アイアンリーガー」を全52話観終わったのと、「パンク侍、斬られて候」(町田康)を読んだ。
アイアンリーガーは徹頭徹尾クリーンファイトを貫くシルバーキャッスルのメンバー、そしてその他の正しい道から外れてしまったアイアンリーガーとの友情劇が素晴らしかった。何より尊敬してやまない大河原邦男氏による素晴らしいデザインのメカが毎回登場するのがたまらなかった。
噂によると主役の7名以外は特にバンダイからの細かい注文もなかったらしく、なので主役以外のメカはより大河原色が濃いらしい。特にはぐれリーガーのサーティーンとアルカードのデザインが個人的には大好き。なお今作品、玩具はあまり積極的に発売されていなかった模様。
キャラクター的にはGZが一番良かった。元々ワルで最初は敵として登場しマグナムエースらと激闘するも仲間となり、その後はコワモテながら努力して子どもたちと一緒に遊んだり、闘いとなれば仲間のために己を犠牲にして敵もろとも氷漬けになったりと、感情を揺さぶられるメカだった。
「パンク侍〜」はもう面白いことが分かっていたので、本棚に並びつつも読むタイミングを遅らせていた作品。「死の棘」で心を滅茶苦茶にされてしまったので、今しかないと思い読んだ。マジでマブすぎる作品だった。滅茶苦茶に笑った。
真鍋五千郎と主人公である掛十之進による真面目な斬り合いの際の太刀技の名が「蜜蜂ハッチの目って狂気的だよね」だったり「受付嬢、すっぴんあぐら」だったりと、とにかく緊張と緩和のバランスが絶妙。いや、緩和の比重が圧倒的に重いけど。
裏切り、友情、嘘、暴力、超常現象、ギャグ。テンポも良くて一瞬で読み終わってしまった。最後の最後の展開も、あっ、えっ、ええ?やられました町田はん!だった。
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aomuro
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キャンプ最高
2024年06月02日
すっかりキャンプにハマってしまい、ついに家族を巻き込む。
朝出発し、昼過ぎから能勢でデイキャンプ。妻とワーワー言いながらタープを張って、家族でバーベキューをした。15時頃から雨予報だったので、それまでに撤収しようということで、なかなかの慌ただしさ。みな楽しんでくれたようだった。妻はそもそも長いことガールスカウトをやっていたのでキャンプ術については相当詳しくて、その辺りの古の記憶が復活したようで、一緒に盛り上がってくれている。火っていいよね、なんか落ち着くよね、という話をした。
撤収作業に入った瞬間、土砂降りの大雨。一旦車に避難して、少し雨が弱まったタイミングでワー!と撤収。車が丸太にドーン!と乗り上げるトラブルもありつつ、無事キャンプを終える。
そのままの流れで温泉に行き、お風呂で温まって美味しいご飯をいただいて、ホクホクで帰宅。
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マッドマックス
2024年06月01日
息子のプール教室。更衣室で息子の着替えを見守っていると、隣の小学生男子2人組が「うんちとおしっこ、どっちが最強か」という非常に興味深い議論を始めたので、全力で耳を傾けた。双方とも建設的な議論を重ねていて、いろいろ意見をぶつけていく中突然「飽きた」と言い結論を放り投げたあたりも、展開としては非常にアツかった。小学生おもしろすぎる。
夜、子らが寝るタイミングでお暇をいただき、レイトショーで「マッドマックス:フュリオサ」を観た。前作「怒りのデスロード」が好きすぎて何度も観てきた中、続編(前日譚)を作ってくれたジョージ・ミラーには感謝しかない。最初から最後までシビれた。エンジン音が爆音すぎて、ジョージ!鼓膜が吹き飛んじゃう!心臓が止まるよジョージ!と思いながら超笑顔で最後まで駆け抜けた。前作で強烈なインパクトを残した、ゴムでビヨーンビヨーンとなりながら火を吹くギターを弾く謎のおじさんも出てきたので大満足。今度はこの火吹きギターおじさん前日譚を見てみたいな。
そういえば前作公開時はまだデイリーポータルZで連載を持っていて、一番忙しい時期だったように思う。だいぶ無理してがんばってたなあ。
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aomuro
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エキストラ
2024年05月29日
一ヶ月ぶりのエキストラ現場。5月は4回落選しているので、もう無いかと思っていたけどギリギリすべりこみ。昨日の昼過ぎにいつものNさんから「明日やねんけどいける?」と連絡がきて、すぐに上司に相談してお休みをいただいた。始発で出発し、某府某市に7時集合。
いつも守衛室の前で待ち合わせするのだけど、今日は守衛室から勢いよく氷をかき混ぜる音が聞こえてきた。ガッシャガッシャ!カランカランと気持ちの良い音だった。
衣装に着替えて7時半にロケバスで出発。移動中は「バスカヴィル家の犬」(コナン・ドイル)を読んだ。
刑事系のドラマで、鑑識役としての出演だった。9時半~18時頃まで、網を持って爆走したり、ボートで爆走しながら遺失物を奪取したり、やれやれ…というお芝居をしたり、また爆走したりと、わりと待機時間もなく一日中現場に張り付きだった。エキストラ4人だけで芝居をまわすシーンがあり、滾るものがあった。ドローンでわたし達を追いかけて撮影することが何度かあって、駆動音がスズメバチの大群の羽音そのものなので、頭上にあるものがドローンだと頭では理解していても、毎回恐怖だった。キャースズメバチ!だった。21時前に控室に戻り、記念撮影をして私服に着替えて解散。
帰り道は尼崎にお住まいのAさんと一緒に帰った。Aさんは今回の作品の前シリーズにも参加していたそうで、あれこれ話を聞かせてくださる。鑑識は刑事や警察官より職位が上なんです、エリートなんです、だから堂々と威張っているような感じで演技するとよいですよ、と教えてくださった。
放送は7月初旬。
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aomuro
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作文
2024年05月28日
娘が学校で「フィルターバブル」という言葉を学習して、家族に解説をしてくれた。インターネットとの付き合い方は親としても悩ましいところだけど、こうやって具体的に言語化して学校で説明してくださるのは非常に助かる。フィルターバブルの実例をあげたりして、家族でインターネットについて議論した。
息子が紙に日記を書いていた。日記の最後が「夕方になるとパパのひげがのびていました。」で締められていて、ひげの話!と非常に心をほっこりさせていたのだけれど、5分後にまた見るとその部分が書き直されていて「夕方になるとパパのひげがふえていました。」になっていた。どちらの言葉でも正解なんだろうけど、「ふえた」の方がボーボーみがあふれていて臨場感がある。
ひげボーボーの顔で、息子を褒め称えた。
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それぞれが読んだ本
2024年05月27日
「死の棘」(島尾敏雄)をようやく読み終える。もう最初から最後まで大変だった。絶望に始まり小さな希望の光が一瞬きらめきつつも、すぐさま絶望的な展開に戻る。胃の底がひたすらに重くなる。のめり込むと心がグジュグジュになりそうだったので、疾風!アイアンリーガーを合間合間に挟みつつ、少しずつ読み進めた。
主人公が遊び相手だった女性に別れを告げるシーンで、暗くなったプラットフォームで女性が吸っていたたばこの火を「女の火を見ると、ほたるが浮遊しているように思える。」と表現していて、ここがこの作品を通じて唯一好きな箇所。
おやすみなさいと言って電気を消した後の闇の中から息子の「そういえば今日は『しょうたとなっとう』っていう本を読んで感想文を書いた。本は図書室で借りた」というつぶやきが聞こえてきた。
納豆が好きで仕方がない息子が、この本を見つけたときどういう表情をしたんだろう。どういう顔をして借りて、どういう顔で読んで、どういう顔で感想文を書いたんだろう。
想いを馳せながら就寝。
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幸せを脅かす存在について
2024年05月23日
「虎のたましい人魚の涙」(くどうれいん)・「おくれ毛で風を切れ」(古賀及子)を読んだ。くどうさんのエッセイは「竹馬とキートン山田」がとても素晴らしい。あとは、車で雪を踏み進んでいくときの音が「ふみみみ」なのが良すぎとピーコだった。
古賀さんの新刊は言わずもがな今回も名日記文学で、光る言葉がぽんぽんと飛び出してくる。「うす曇りではっきりみえない月をのぞいて、それから娘は望遠鏡につもったほこりに指で名前を書いた。」「追加のパンを切るのに台所に立ち、戻ると息子が箸でつまんだ生ハムを窓からの光で透かしていた。」など、センスの塊でしかない瞬間の切り取り方とどこまでもしっくり感のある言語表現力に慄く。
スマートフォン等を指定の時間まで閉じ込めておく箱に、息子が誤って60時間のタイマーをセットしてしまったくだりは、とてもハラハラした。LINE等はどうにかなっても、朝にアラームが鳴り出すと止められない。果たして古賀家はどう立ち向かうのか。そこから結末までのくだりはここには書かないけれど、映画を観ているかのようだった。
古賀さんは家族の幸せに対して、それらを脅かすものたちにいつでも反撃できるよう、殺し屋のような暮らし方をしていると書かれていた。わたしもそうで、はたしてこういう親は多いのではないか。そこをあえて文章に書き留めたところがすごいな。
息子が朝起きてまだ目を閉じたままボーッとしているときに、ポツポツと言葉を吐き出すことがある。何気に真理めいたことを突然言い出したりするから、何かを話し始めたときは手を止めて全力で耳を傾ける。今日は「ジャイアンはハロウィンのときトリックオアトリートとは言わずに、鳥取トリートメントと言う…」と言っていた。
やさしい作品を2冊続けて読んだので、次は『死の棘』(島尾敏雄)を読み始めたところ。冒頭からもうめちゃくちゃしんどい。
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スパイ疑惑
2024年05月16日
キャンプ熱が燃え盛っており、キャンプ用品をひと通り購入。それでは飽き足らず、オリジナルアウトドア用品を作ることにした。まずはクージーを発注&入稿。
娘が、新しい英語の先生はスパイかもしれへんと言う。理由を聞くと、顔は少年なのに声がおじさんだからとのことだった。顔が少年で声がおじさんなだけでスパイ疑惑をかけられる先生も不憫だけど、こういうときの直感もなかなか侮れないので、引き続き様子を見るようにと伝えた。
なお、最初から最後まで英語しか喋らんかったけど、みんなで発音するときに「せーの!」と言ったことも訝しむ要因となったもよう。アンダーニンジャの世界なら間違いなくスパイだけど、果たして現実はどっちだろう。
娘には改めて、あまり深入りしないようにと伝えておかねば。
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短い夢
2024年05月14日
息子が起きて瞼も開ききらぬうちに「昨日短い夢を見た」と言う。聞くと、給食の時間に牛乳じゃんけんをした、勝ちたかったけど負けた、そんな夢、と教えてくれた。夢の内容はさておき、この人は牛乳が好きなんだな、と改めて認識した。夢のこと教えてくれてありがとう、と伝えるとムニャムニャ言いながらそのままじゅうたんにゴロンと横になっていた。
似たようなことがあって、会社である仕事を引き継いだとき、前任からもらったパスワードの引継書に「パスワードを忘れたときの、パスワードを再発行するための秘密の質問への回答」というのがあって、そこに「一番好きな食べ物は何ですか?」という質問に対する「りんご」という回答が書かれていた。あの人果物とか興味なさそうやのに、りんごめっちゃ好きなんや…と思ったと同時に何故か、一番好きな食べ物がりんごな人、信用できる!と思った。
なんでかな。
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オジキャン
2024年05月12日
柳生キャンプ場にてオジキャン(おじさんが集まってやるキャンプ)。
わたしを含め3人でのキャンプで、キャンプ経験者は1人だけという構成だったけれど、これがもうありえないくらいに楽しかった。テントをああでもないこうでもないと言いながら設営して、焚き火で肉やエビを焼いて食べ、炎を眺めながら22時過ぎまで語り合った。内容は主にジャンプ漫画のこと。
寝ようとしたとき明らかに尋常でない獣の鳴き声が聞こえてきたものの、スーッと就寝。朝起きたらテントのファスナーが開かなくなっていて、10cmほどの隙間から這って外に出た。貞子のようだった。森の中。差し込む光が、いちいち気持ち良い。焚き火で暖を取りながら朝食。トーストにとろけるチーズとみたらしだんごを挟んでホットサンドメーカーで焼いたやつが、これまた美味しかった。
2日目は近くにあった鬼滅の刃の聖地にもなっている「柳生一刀石」の見学へ。いたるところに「鬼滅刃」とデカデカと書いてあり、よくよく見ると豆粒ほどの大きさで「鬼滅」と「刃」の間に「の」が書いてあった。おそらく権利関係で訴えられたときとかに言い逃れできるようにそうしたのだろうなと思うけれど、「の」があまりに小さすぎてかわいそうだった。「の」に対してかわいそうという感情を持つことなど、二度とないだろうなと思いながらちっちゃい「の」を見た。
柳生一刀石はもう見事なもので、撮影用にと刀のおもちゃなども置いてあったのでひとしきりはしゃいだ。
そのまま道の駅で昼ごはんを食べて、大阪に戻って解散。
今回は機材をレンタルしたけれど、いよいよ自分でも欲しくなって、キャンプ用品のサイトばかりを見ている。夜寝る前に、家にある特撮玩具のコレクションを全部売って、そのお金でキャンプ用品を買おうと思うと家族に伝えると、娘が「せっかく集めたコレクション、もっと大切にするべき」と言い、ハッとする。
コレクションを大切にしたい人への、理解の解像度が高すぎる。
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23:30
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キャンプ
2024年05月10日
娘が昨日から今日にかけてキャンプに行った。寒さなどもろもろ心配していたけれど、ひたすら楽しかったそう。帰宅後、キャンプファイヤーを囲んで歌った謎の歌を披露してくれた。
キャンプカウンセラーという、大学生ボランティアも参加していたようで、キャンプの楽しさは誰が自分のグループに来るかに左右される、私のグループには「アルパカ」という名前(コードネーム?本名?)の人がきてくれて、その人のおかげで本当に楽しかった、と何度も繰り返した。その度にアルパカありがとう…と想いを馳せた。あとは今朝レクリエーションでやったゲームが楽しかった、かえるのうたを2回ちょうど30秒で歌い終わるゲームで、30秒ぴったしになったと報告してくれた。
ちなみにキャンプカウンセラーは10人いて、リーダーの名前がアナゴ。メンバーはダンベル、ちくわ、かかし、チャーハン、アルパカ、アルバム、デイリー、パチパチというニックネームだったそう。全員本名やったらキラキラネームどころじゃねえ、と思いながら聞いた。かかしが背が高かった、とのこと。
そして娘が持ち帰ったキャンプ道具一式を持って、明日からわたしがキャンプに行く。
こちらはええ年したおじさん3名で行くキャンプで、半年近く前からLINEグループをつくって準備を進めてきた。わたしは初めてのキャンプなので、大きなキャンプ道具は現地でレンタルする。ランタンや細かいもろもろだけ購入した。同じ職場のメンバーということもあり、今日は目が合う度に「いよいよですな…」としみじみした。「もう魂はキャンプ場についてますわ」と何回言ったことか。
駅の駐輪場のおじいさん職員は会うと「こんばんは」や「おつかれさま」と声をかけてくれる中、ひとりだけ絶対に「ボインボイン」と言っているおじいさんがいて、今日がそのボインボイン回だった。「こんばんはこんばんは」を超高速で言っている可能性があるので、注意深く耳を傾けながら2回ボインボインおじいさんの前を通ったけど、やっぱり圧倒的に「ボインボイン」だった。
どっかの国の挨拶とかかな。
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書類選考
2024年05月08日
毎年健康診断を受けているが、170cmの年があったり169cmの年があったりと、微妙なラインで身長がふやふやしている。あるエキストラ現場でスタッフの方が、あまり身長が高い人は主演の人より目立つので書類選考で落とすことが多いとおっしゃっていたので、基本的に応募するときは169cmと記載している。
夜、帰宅後トーハンのFさんSさんとTeamsで打ち合わせ。Fさんはしきりに「怪しい会社ではございませんので」と説明してくださったのだけれど、めちゃくちゃ存じ上げておりますだった。出版社や本屋さんを営む人が書いた本を読むのが好きで、そこには絶対の絶対に出てくる会社名だったので、むしろ「あのトーハンさん!」という気持ちだった。Sさんはわたしのことを、なんとデイリーポータルZ連載時から知ってくださっていたらしく、圧倒的な古参!恐縮の極みだった。
打ち合わせが終わってPCをシャットダウンしたら真っ暗な画面に脂ぎったおっさんの顔面がバーンと出てきたので叫びそうになった。
画面に反射した自分の顔でした。
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22:00
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KA
2024年05月07日
蚊が我が家を襲撃している模様。愛する息子が、寝ている間に8カ所も刺されてしまった。両耳刺され、腫れて耳が大きくなってしまったせいか、顔がいつもより小さく見える。ウェイト・マッサロ錯視である。顔が小さいと、より幼く見える。
夕食時にも蚊の話になり、娘が「蚊は本当は血を好きなわけではないが、子を産むために血を吸うしかない」という話を教えてくれた。息子が、それだったら自分はガマンする。じゃないと元気な子どもが生まれないんでしょう、と言うので、その優しさを全力で受け止めた。全力で受け止めたので、蚊は駆除するのではなく、寄せ付けない方向で対策を取ることにした。アースノーマットを押し入れから出してくる。娘が幼いころに落書きした「蚊」という文字が、現代アートみを醸し出している。
先に眠ってしまった息子を見て、3人で「かわいいね」としみじみしてから寝た。
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旅行
2024年05月04日
GW家族旅行。6時半出発、いざ城崎へ。
宝塚あたりがババ混みで、城崎まで3時間半かかった。マリンワールドではアジ釣りをした。子らにとっては初めての釣り体験。なんとか釣らせてあげたい一心でワーワー大騒ぎだった。息子は5匹ほど釣れたものの、娘は残念ながら釣れず。ドサクサに紛れてわたしも1匹釣れた。その場で天ぷらにしてくれて、それがたいそう美味かった。隣の売店はふたりでオペレーションしていて、どっからどう見ても店が回っておらず、和田まんじゅうのレストランコントみたいになっていた。
夕方神鍋高原に移動してロッヂ泊。ガーシーのようないかつい店員さんがかわいいスヌーピーのエプロンをしていらした。焼肉を食べて風呂に入って、21時半頃就寝。
2日目は7時半に朝ご飯を食べて、スキー場のリフトで山頂まで。わたしが前回スキー場のリフトに乗ったのは中学生のスキー合宿。その時はリフトから転落した切ない思い出がある。こうして何十年ぶりに乗ったリフトでぺちゃくちゃとおしゃべりをしながら隣でこにこしている息子の笑顔が、遠い昔の切ない思い出を浄化してくれる。
山頂から地上までヒイヒイ言いながら降りた。芝滑りのソリを持参していたので見本を見せようとわたしが乗ったら、バキバキという音がして割れた。
その後は玄武洞に行き、おみやげを買った。息子は中に黄金が入っている石の塊、娘はきれいな鉱石を2つ買っていた。高速はどのサービスエリアも混雑していてお昼を食べ逃し、結局ふだん仕事の時に行くこともある赤松サービスエリアで昼食。名物の、牛肉のしょうが焼きを食べた。お腹が満たされた後は、4人並んでベンチに座ってボーッとした。
15時すぎには家に到着。洗濯ガーガー、日記ちょこちょこ。
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ハリゴジ
2024年04月28日
早朝、息子とマラソン。公園に寄り道をしたときに息子が「~公園」という看板の「公」を指さして、「この漢字は習ってへんけど分かる、『ハム』の漢字やろ」と言っていて、ハムを表す漢字はないねん…と言うと驚いていた。
夜にお暇を頂いて「ゴジラ×コング 新たなる帝国」を観に行った。夜の部だったせいか、お客は10人もいないくらい。スーパーで買ったねぎとろ寿司とりんごを休憩所で食べてから行った。
最近の日ゴジ(日本版ゴジラ)は造形が異様なバランスで、それが不気味さを引き出していて趣があるのと対象的に、ハリゴジ(ハリウッド版ゴジラ)は全体的にバランスがよくてブリンブリンに筋肉質。ハリゴジはめちゃくちゃ走るし、飛ぶし、最初から最後までブチギレまくり。血圧どない~っ!だった。コングがゴジを呼び出して、お~い、こっちこっち!と友好的にゴジに近づこうとしているのにちゃんと話も聞かずにいきなりぶん殴りにくるし、人間界でもこういう人いるよね、と思いながら観た。ハリゴジは寝る時ねこみたいに丸まって寝ていて、かわいかった。一瞬、千と千尋の神隠しみたいなシーン(ハクが「僕の名前はニギハヤミコハクヌシだ」って言うところ)もあった。
ああ、そうそう。全然関係ないけど「尋」って漢字、「ヨエロスン」って覚えませんでしたか。
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JUST DO IT
2024年04月27日
土曜出勤。午前中は若手社員らと張り切って大掃除をした。みな愛想がよくて、気遣いもできて、やさしい。とにかく笑顔がまぶしくて、この輝きを曇らせてはならないと、やけに張り切ってしまう。
昼ごはん前に気づいたけど、朝からチャック全開でした。
うわあ…と落ち込んでいると、力が抜けたのかおならが出た。ブッブ~↓ンン~ブリィィ↑↑!という、波形がナイキのロゴのようなおならだった。幸い事務所には誰もいない瞬間だったけれど、隣の空気清浄機がもう獲物を見つけたかのように赤いランプを点滅させてガーガーいっていて、責められているような気がしていたたまれなくなった。ごめんないさい、と念じながら静かに空気清浄機の電源を切った。その後は皆が揚々とランチに出ていくのを見送り、倉庫のすみっこでひとり疾風アイアンリーガーを観ながらカップラーメンを食べた。
ちなみに倉庫で静かに食事をしていると、電気の消し忘れかと勘違いされて通りすがりの社員によく電気を消されてしまうので、ここに人がいますよ、電気消さないでね、の意味も込めて疾風アイアンリーガーはびっくりするくらい爆音で視聴してます。
Posted by
aomuro
23:30
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