生活について

連休初日

  • 2022年01月08日
妻は仕事につき、3人で過ごす。3連休初日ということもあり、やらねばならぬことをこの日に片づけておきたかったので、布団を干して、狂ったように洗濯物を洗濯しまくり、掃除機を持ってバタバタと走り回り、昼から大量の炊き込みご飯と大量の豚汁(お野菜マシマシ)をこさえた。

夕方、ネーネーの定期健診のため、3人で歯医者に行く。何度「ネーネーの歯医者だよ」と説明してもシュシュは不安がり、待合室でも無言で過ごしていて、静かに動物図鑑を握りしめて空を見つめていたので、めちゃくちゃ抱きしめた。

帰宅後、夕ご飯を食べてワーワー大騒ぎでお風呂に入る。テレビを観ていると妻が帰宅。

イラストを手掛けさせていただいた書籍の書影が公開されていた。発売は1月末とのこと。いよいよです。

浪花そば

  • 2022年01月07日
毎朝新大阪駅で電車を乗り換える時に、浪花そばがあった店の前を駆け抜ける。もう無いとは分かっていても、ついつい振り向いてしまう。昨日と変わらない、降りたままのシャッターを見てなんとも言えない気持ちになる。運営会社は先月倒産してしまったそうで、いよいよあの味に再び会えるのは絶望的になってしまった。

といいつつも、毎日のように浪花そばのことを調べていると、なんと!ななななんと!2月に再オープンするらしい。というのも、とあるアルバイトの求人情報で、「2月オープン予定!」というタイトルで同じ場所&同じ名前のお店のスタッフを募集しているを見つけてしまったから。運営会社は変わってしまうそうで、あの味が再現されるのかが気がかりなところだけれど、同名でオープンするということなので、そこんとこは期待していいのかもしれない。

このお店、関ジャニ∞のメンバーも通ってらしたらしいので、お店の再開を喜ぶ方も多いのではないかしら。

初夢

  • 2022年01月04日
あ、そうそう。初夢の話をしておこうかしら。

今年の初夢は3日の夜に見た夢で、忍者になって立派な西洋のお城に潜入するという夢だった。

そのお城には様々な種類の動物が暮らしていて、与えられた任務は「城主に気づかれないように潜入して、動物たちの自己肯定感を向上させるために、一匹一匹を抱きしめること」だった。

いざ潜入してみると思っていた以上にたくさんの種類の動物がいて、ひよこや牛や馬や羊など、とにかく大小さまざまな動物たちを抱きしめてまわった。

最初は意味も分からず任務をこなしていたけれど、動物を抱きしめてその温かみを直に感じていくうちに、「命とは」「愛とは」ということについて考えさせられるようになり、実は任務の本当の目的は「感情のない(という設定の)忍者である私に、動物との交流を通じて本当の愛を知ってもらう」ことだったということが伝えられた。夢はそこで途切れた。

どんな初夢~と思いつつ、いつもより強めに子ども達を抱きしめた朝。気持ちの良い朝日が寝室に差し込んでいました。

呪術廻戦

  • 2022年01月03日
夜、子どもたちが寝るタイミングでお暇を頂いてレイトショーで呪術廻戦の映画を観た。今回はプレミアムシート(チケット代+500円で広くて両サイドに壁がある椅子に座れる。ドリンクも付いてくる)を試してみたんだけど、広くてとても快適だった。快適すぎて、うしろの席のおじさんは予告のタイミングからエンドロールまで爆睡してらした。付属のドリンクはS~Lサイズ選べて、Sサイズを注文すると「Lサイズを選んでいただくと呪術廻戦のステッカーが付属します」と言われたのでLサイズを頼んだら、子どもの砂遊び用のバケツくらいの巨大ドリンクを渡された。とても片手では持てないほどの重量で、ストローを刺すところが2つあるところからすると、2人用サイズなのではという感じ。しかし映画を観ながら激重巨大ドリンクを2人で飲めるのかい、という気持ち。

映画の内容はとても素晴らしかった。激重巨大ドリンクは全部飲んだ。

帰ってシャワーを浴びて、2時過ぎまでゴロゴロしながらパンフレットを見るというとても充実した時間を過ごし、超笑顔で寝ました。

2022年

  • 2022年01月01日
新年が始まった。

昨年から大晦日は紅白歌合戦を見ながらプラモデルを作ることにしている。プラモデルを作るという行為は自分にとって禊のようなもので、ランナーからパツパツと部品を切り離す行為は最早儀式のようなもの。普段は忙しくてじっくりゆっくりプラモデルを作る時間もないので、夢中になって2体作った。Zガンダムと戦国アストレイ頑駄無。

毎年大晦日は何時まで起きててもいいことにしていて、ネーネーは「こんなに素晴らしい日があっていいの」と感激していた。妻とシュシュは22時半頃に寝たので、ネーネーと一緒に年越ししようぜと話していたものの、23時半頃にお互い睡魔に耐えきれず一緒に寝た。

元旦は家でじっとしていた。喪中なので初詣にも行かず、テレビを見て過ごした。DIR EN GREYファンクラブから年賀状が届いていた。夕方にもなると子どもたちも退屈し始めたので、イオンに行った。イオンにはお年玉を握りしめた子ども達がいっぱいいた。ネーネーはポケモン図鑑とすみっこぐらしの人形を買って、シュシュは恐竜の絵本とアニアを2体(テングザルとオオカンガルー)を買っていた。フードコートでアイスクリームを食べて、よい一日になった。

子ども達はM-1以来すっかりお笑いに夢中で、特に錦鯉と空気階段がお気に入りなので、この2組の漫才やコントを何度も見ていて、真似をして見せてくれるんだけれど、完コピに近いほどの再現度。「最後にありがとうございましたって言う前にたかしが服のシワをシュッとのばしてから言うねん」と実に細かいところまで再現していて、唸ってしまう。

サンタ

  • 2021年12月25日
昨夜は家でクリスマスパーティーをした。子どもたちはサンタさんが来るのが待ち遠しくて、なかなか眠れないようだった。早くしないとサンタさんが来てしまうよ、トナカイの鈴の音が聞こえてきたらすぐ近くに来ている証拠だから、鈴の音が聞こえて来る前に寝ようという話をして布団に入って静かにしていると子どもたちが「鈴の…音が…聞こえる…!」とざわつく。窓から外を見ると、ご近所さんの家につるしたままになっている風鈴の音だった。しかしその音のおかげか、子ども達も焦ったようですぐに寝た。

4時にネーネーに起こされる。「サンタさんが来た気がする…一緒に見に行こう」と言うので、リビングへ。シュシュも起きてきて、プレゼントに大興奮だった。ネーネーはサンタへの手紙に「もしよかったら写真をください」と書いていて、プレゼントの横にサンタの自撮りっぽい写真が添えられていた。サンタのサインも書いてあった。ネーネーはサンタに「ホイップる」というケーキを作る玩具、シュシュはアニアのジオラマをもらっていた。

子ども達がサンタへの手紙を書いているときに冗談で「パパも手紙書いたらプレゼントくれるのかな」と言うと子ども達が「書いてみたら?大人ってバレなきゃもらえるかもよ。クリスマスの日はずっとお部屋に隠れていたらいいよ」と言うので、ものすごい罪悪感を抱いた。果てしない罪悪感を抱きながら、サンタへNARUTO全巻をお願いする手紙を書いた。

案の定NARUTO全巻は届いてなかった。

欲しい気持ちが抑えられなくて、BOOKOFFでNARUTO全巻セットを購入。

冬至

  • 2021年12月22日
「他人をコントロールせずにはいられない人」(片田珠美)を読んだ。「マニピュレーター」と呼ばれる、人の心を支配せずにはいられない人の特性やその手口、またマニピュレーターのターゲットとなりやすい人物などを、実例をあげて説明している。

マニピュレーターはターゲットに罪悪感を抱かせ、洗脳していく。また客観的に見ると明らかに加害者であるのに、自分自身は本気で被害者だと思っている。「ゲミュートローゼ」と言われるその特性により、罪悪感を覚えることを徹底的に拒否し、反省も後悔もせず、自己正当性を貫く。なので外部から指摘されても反省しないどころか、ピンとこないらしい。マニピュレーターと対峙せざるを得なくなった場合、もはやその特性を修正することは不可能に近いのでとにかく距離を取ること、と書かれている。

冬至ということで、ゆず湯。いいにおいがするねとウットリする子ども達を恵比須顔で見守りながら、お風呂に入りました。

Zガンダム全話視聴

  • 2021年12月21日
ついにZガンダムの最終回を観終えた。展開がパキパキと細かいスパンで切り替わるので、全50話は思っていた以上に短く感じた。

・ガンダムは機動武闘伝Gガンダムしか観たことなくて、シリーズの順番も知らないままに、とりあえず機体が一番好みであるこの作品から観始めた
・まず何より先に、子ども時代にプラモデルを組んだ機体たちが動いているのを観た時に感動した
・専門用語が全くわからず、そして意外と早い展開に混乱しまくりだったけど、本やWikipediaで知識を補完して反芻すると、えげつないほどに面白い作品だということが分かった
・最初はどちらが正義でどちらが悪か分からなかったけど、最終的に正義も悪もない、どちらにも掲げる正義があるのだと知った
・ロボット同士のドンパチアニメかと思いきや、がっちがちの人間ドラマ
・子どもの頃買ってもらったSDガンダムMk-Ⅱが、ティターンズから本作品の主人公カミーユが奪ってエゥーゴ仕様にリペイントされたものだと知ってめちゃくちゃ興奮した
・カクリコンの髪型が寝ぐせなのか、それともわざわざあの髪型にセットしているのかが気になった
・サイコガンダムの初登場シーンで大号泣(あんなに巨大だとは思わなかったので感動した)
・フォウ・ムラサメの一連のくだりで大号泣
・ロザミィの「おにいちゃん!」の声質が毎回良すぎる
・全話視聴した結果ジョーシンのガンプラ売り場が突然、光を放ち始めた

Zガンダムと並行して機動戦士ガンダムの劇場版3部作も観たので、一気にいろいろ履修していった感じがある。最初はアムロという少年がお父さんにも殴られたことないのにビンタされて怒る、シャアという人がやたら赤い色が好き、というくらいの認識しかなかったガンダムだけど、これだけたくさんの人に支持されているというだけあって、当然ながらめちゃくちゃ良かった。特に、疾風!アイアンリーガーをきっかけに好きになったメカニックデザイナーの大河原邦男さんがガンダムでもメカニックデザインをされていることもあり、その視点からしてもいちいち興奮しながら観た。ガンダムはロボット(正確にはモビルスーツ)アニメだけどヒューマンドラマ、ヒューマンドラマだけどロボットアニメだった。まだまだシリーズは果てしなく続いているので、ここからじっくり観ていこうと思う。

一度でいいから、「ヒロユキ、Zガンダム、行きます!」って操縦席に乗って言ってみたい。

M-1

  • 2021年12月19日
M-1のCMを見て子どもたちが「これは何?」と聞くので「日本一おもしろい人を決めるコンテスト」と伝えると、見たい見たいとのこと。NHKで「わらたまドッカ~ン」という子ども向けお笑い番組があって、それを観ている子どもたちは芸人にも馴染みがあったりするので興味を持ったらしい。というわけで早めにお風呂を済ませて、M-1を観た。

わたしとネーネーは「1回笑うごとに10点」という採点方式で、ふたり合わせて合計200点満点で採点をしていった。結果は以下の通り。(あくまで個人の所感です)

・モグライダー (わたし、以下「わ」)0点 (ネーネー、以下「ネ」)0点 合計0点 <M-1での審査点数 637点>
・ランジャタイ (わ)80点 (ネ)10点 合計90点<628点>
・ゆにばーす (わ)40点 (ネ)0点 合計40点<638点>
・ハライチ (わ)30点 (ネ)0点 合計30点<636点>
・真空ジェシカ (わ)50点 (ネ)0点 合計50点<638点>
・オズワルド (わ)60点 (ネ0)点 合計60点<665点>
・ロングコートダディ (わ)100点 (ネ)10点 合計110点<649点>
・錦鯉 (わ)100点 (ネ)100点 合計200点<655点>
・インディアンス (わ)50点 (ネ)50点 合計100点<655点>
・もも (わ)0点 (ネ)0点 合計0点<645点>

ということで、我が家投票では錦鯉がぶっちぎりの1位。もう寝る時間だったので決勝は観られなかったけど、きっと錦鯉が優勝するよという話をして寝る準備をした。

寝る前にマンションの宅配ボックスに荷物があることを思い出して、それを取りに行く時にネーネーがついてきてくれたんだけど、ふたりでパジャマのまま「ちゃっぶいちゃっぶい」と身を寄せ合って荷物を取りにいき、あまりの寒さに大笑いしながら家まで走って、手を洗ってそのまま布団にドーンと飛び込んだ。布団の中でも大笑いだった。まごうことなき、時を越えて案件(※1)だなとしみじみしながら寝た。

(※1)明治安田生命のCMのようなシチュエーションのこと

深夜高速

  • 2021年12月17日
都合により25時過ぎまで仕事。前に後輩と休日出勤していた時、ふたり同時におばけらしきものを見たので、全集中で警戒しながら仕事をした。誰もいないフロアからガタガタ音がしていたけれど、正直いって忙しすぎてそれどころじゃなかったので、意外と気にならなかった。

雨が降る中、高速を駆け抜けて25時半に茨木の極楽湯に行く。空いてるかと思いきや学生らしき人で溢れていた。シャッと洗ってシャッと入って上がった。風呂ゾーンの入り口に向かう前に「うたた寝湯」のような看板が見えていた気がして行きたかったけど、閉館時間が迫っていたのでまた今度にすることにした。服を着た後にその看板をちゃんと見たら、ただのうたた寝ゾーンだった。しかもお風呂上がった人が服を着て行くところ。あやうく全裸で突撃するところだった。極楽湯で地獄に落ちるところだった。

「もの思う葦」(太宰治)を読んだ。「川端康成へ」という作品は、タイトル通り川端康成へ宛てられた作品なんだけれど、なんというか、めちゃくちゃめちゃくちゃ怒っていて、それを作品にて世に発表するという念の強さに圧倒された。

誕生日

  • 2021年12月15日
誕生日だった。

会社は先日の休日出勤の振替で休み。午前中はシュシュの誕生日パーティー参観に行った。12月誕生日の園児がシュシュだけだったので、シュシュのために開かれたかのようなお誕生日パーティー。彼のリクエストで、シュシュが主演の劇が披露された。緊張するととても小さな声になってしまうシュシュ、みんなが静かにしてその声をひとつひとつ拾ってにこにこと見守る様子にナミチョチョ状態だった。壁にはシュシュが描いたイラストが飾られていた。先日のお遊戯会の様子を描いた大きなイラストで、「パパがじーっと見てくれとってうれしかった」というコメントが添えられていた。

ちょうど自分の誕生日だったということもあり、園児たちから「何歳になったん?」と質問される。「何歳に見えますか?」と聞くと「860歳!」と言われ「めちゃくちゃおじいちゃん!」と思った。冗談のつもりで「17歳やねん」というと「あっ、おれのママといっしょ!」という園児が何人かいた。

家に帰ってZガンダムを見ながらシチューを煮込んだ。

昼から髪を切りに行って、帰りに「川端康成文学館」に寄った。家の近くにあるものの、近すぎて逆に行ったことなかった場所。お客はわたしともう2人で、うち1人が大声で年表に書かれている文字を読み上げながら鑑賞するおじいちゃんだったので、そのおじいちゃんの声をガイド代わりにしてじっくりと館内を巡った。

16時に子どもたちを迎えに行き、歩いて帰宅。シュシュは誕生日パーティーの時にもらった怪獣の帽子をかぶったまま歩いていた。

お風呂に入って、シチューを食べてワチャワチャして、寝ました。

SUNNY BOY BOOKS

  • 2021年11月26日
朝6時前に、完成した単行本のイラストを入稿。ここから何点か描き直しや修正もあるけれど、ひとまず大きな山を超えた。

来たる自分の誕生日のために、自分に何をプレゼントしようかをずっと考えている。第一候補はスーパーファミコンの「セプテントリオン」というアドベンチャーゲームソフトだけど、やる暇がないのでなんとも…。去年の誕生日プレゼントに買ったファミコンソフトの「ジョイメカファイト」も、実はまだ一度もプレイできていない。自宅に置けるアーケードゲームが欲しいけど、どこに置くんだという話になるし。

SUNNY BOY BOOKSの通販で買ったうえのようさんの原画や本、IN/SECTSが届いた。さっそくうえのさんの絵を部屋に飾る。大人になって良かったことのひとつに、こうやって美術品を欲しくなったタイミングで買えるようになったことだと思う。イラストレーターとしてまだまだ駆け出しだった頃、自分の中のひとつの成功の指標として畦地梅太郎さんの大きな版画を買うことを掲げていた。最近ようやくその段階まできたけれど、コロナの影響もあり畦地さんのアトリエが閉館していてまだその夢は叶っていない。いつか行けるといいな。

IN/SECTSの本屋特集はとても興味深く読ませていただいた。な夕書の店主が「本屋特集」という、本屋を特別視する風潮にはっきりとNOを掲げているところが印象的だった。よく行く古書店や行きたい本屋もたくさん掲載されていた。

通販をしたSUNNY BOY BOOKSも特集されていた。一度だけ、間芝勇輔さんの個展目当てに伺ったことがある。現在店主の方は東京から沖縄に移住されて、リモートで書店を運営しているそう。

帰宅

  • 2021年11月23日
5時半に起きて、朝風呂。人がそこそこいてたので、バタフライチャレンジはできず。

7時半頃家族で朝食を食べ、海岸を散歩。昨日と違って天気も良かったので、さあ今日はどこに行こうかと話をしつつ、このままここでゆっくり過ごすのもいいかもねという話になり、結局昼前頃まで海岸で遊んだ。貝殻を拾ったり、松ぼっくりを拾ったり。

その後とれとれ市場に行き、おみやげを買う。マグロの解体ショーをやっていたので見たかったけど、子どもたちの興味の無さが尋常じゃなかったので、早々に退店。茨木までまっすぐ帰宅。途中サービスエリアでおにぎりを買って食べたんだけど、子ども達はこの「車の中で食事をする」というシチュエーションが大のお気に入りのようで、とても嬉しそうにしていた。

案外旅行の思い出なんかも、こいういう瞬間の方が記憶に残っているもんかもしれませんね。

和歌山旅行

  • 2021年11月22日
ネーネーが土曜参観の振替休日ということで、わたしも妻も休みをとって2年ぶりの家族旅行となった。朝8時半に家を出て、和歌山まで。昼前にアドベンチャーワールドに到着した。平日だし予報では雨だったこともあり、今日は空いてるだろうと余裕をぶっこいていたら、なんとも人の多いこと!というのも、今日はパンタ(楓浜)の1歳の誕生日だそうで、イベントが開催されていた。

といえばいつぞやアドベンチャーワールドに来た時は彩浜(さいひん)にまだ名前がついてなくて、名前募集をしていた。白浜にあるということで「浜」は必須だろうと思い「浜田(ひんでん)」と書いて応募した。

アニマルショー→ペンギンゾーン→ケニア号(サファリバス)→イルカショー→ペンギンゾーン→休憩。大雨だったけど、今回もゴールデンターキンを見られてよかった。シュシュが退屈しないようにと、ネーネーが「見た動物チェックリスト」を作ってくれていて、新しい動物を見るたびに健気にチェックリストを出して鉛筆で○をつけるシュシュを皆で見守った。イルカショーの時は台風の時のような暴風雨で、凍えるような寒さだった。子ども達もしぶい顔をして見ていた。

疲れた組(わたし&ネーネー)はお土産屋へ、パンダ見る組(妻&シュシュ)はパンダゾーンへ行く。ネーネーはかわいいイルカのぬいぐるみを買っていた。わたしもお揃いのやつにしようとしたら、「やめて」と言われたのでやめた。

16時頃、本日の宿である「むさし」に行く。ネーネーはフロントの床がカーペットになっていることと、天井が高いことがとても驚いたようで、「ここはお上品ね」としみじみしていた。

晩御飯を食べた後、シュシュと温泉に行く。前回(2年前)は温泉の雰囲気に怖気づいて大号泣だったけど、今回はニコニコだった。ただ温泉につかるのは怖かったみたいで、お湯には入らず。洗髪所の椅子に座ってニコニコしていたので、わたしはお湯につからせてもらってニコニコと見つめ合った。

温泉にはわたしとシュシュ以外誰もいなかったので、大浴槽(15mくらい)で全力でバタフライをしたら、椅子に座って見ていたシュシュが父親の異様な行動に驚いたのか、悲しそうな顔をしていたのですぐにやめた。

寝る時にシュシュが「かえりたくない。ここにすみたい」と言うので、家族全員「ほんまそれな」と言いながら寝ました。

土曜参観

  • 2021年11月20日
朝、ネーネーが「食パンの上に目玉焼きを乗せて食べたらおいしそう」と言い、その後その状態のパンを黙々と食べていた。自分も子ども時代に天空の城ラピュタを見ておじいさんが食パンの上にハムと目玉焼きを乗せておいしそうに食べるシーンがあって真似をしたことがあって、実際やってみるとイマイチおいしくなかった記憶がある。パンを食べ切ったネーネーに感想を聞くと「びみょう」とのこと。

ネーネーの土曜参観。発表があるからと教えてくれたので張り切って行ったら他の親はまだ誰も来ておらず、突然のおっさんの登場に子どもらが騒ぐ。ほどなくして授業が始まった。

子どもたちが街を探検してみて気づいたことを発表するというもので、ネーネーの班は公民館のことを発表していた。公民館の便利なところとして「広くてスリッパがたくさんある」と発表していて、とても良い着眼点だなと思った。1時間目の最後まで見て、廊下でネーネーと少し話をして帰宅。

今日は一日原稿作業をさせてもらい、夕方ネーネーの音楽教室に合流してそのままロイヤルホストに行った。今日もジャワカレーは秀逸。

「海をあげる」(上間陽子)を読んだ。上間さんは沖縄で大学教授をされながら、未成年の少女の調査や支援をされている。愛娘の風花さんとの暖かいやり取りがとても愛おしくて、その分、沖縄が抱えている絶望が重く訴えかけてくる。「海をあげる」という言葉は、あまりにも重い。

剣闘士(グラディエイター)

  • 2021年11月16日
「帝国を魅せる剣闘士―血と汗のローマ社会史」(本村凌二)を読み終えた。いやあ、本当にまいった。まず冒頭の「ある剣闘士の手記」(実在した手記を翻訳した、という設定の本村氏による創作小説)が壮絶すぎる。本全体から汗と血の匂いがする。

その他にも剣闘士(グラディエイター)に関する史実がこと細かくまとめられている。そもそもどのような境遇の人たちが剣闘士になったのかや、生き残れる確率、興行(剣闘士の戦闘は興行として行われていた。剣闘士にも装備や戦い方によって異なるスタイルが存在し、どの組み合わせで対戦させるかも興行師の腕の見せ所だったそう)のプログラム内容など、背筋が凍るような資料が淡々と詳らかにされていく。剣闘士というと、1対1で剣と盾を携え戦闘するイメージしかなかったけれど、実際は模擬海戦(コロセウム内を水で満たし、多人数での海上戦を行わせる。人口池で行われることもあり、数千人規模の戦闘が行われることもあった)や猛獣同士の戦いなどもあったそう。

それでまあ、なんでこんなおぞましいことが数百年に渡って実施され続けたかというと、そこはやはり政治が絡んできている。早い話が、剣闘士は一般市民たちにとって熱狂的に支持されていた娯楽であり、長たちは興行をさかんに行うことで市民の支持を得ていたようだ。

というわけで凄惨な内容だったので渋い顔で読み進めるしかなかったけれど、一部オッと思う箇所があったので書いておきたい。

剣闘士が被る兜についての記述で、初期の剣闘士は「魚兜士」といって魚の形を模した兜を被っていた。以後の兜はその派生であり、なので兜のトサカのような部分はトサカではなく、魚の背びれということになる。小学校の時に買ってもらったSDガンダムのプラモデル「バーサルナイトガンダム」には背びれだけではなく、ひれのような装飾もついているので、これも魚由来だったのかもしれない。

最高の日曜日を過ごすために

  • 2021年11月14日
4時起床即原稿。7時にネーネーが起きてきたので一緒にRyuheiに行きパンを買う。ニチアサコンボをかまして、10時過ぎにシュシュと妻は出かけた。ネーネーといかに充実した休日にするかの作戦会議をした。

・ダイソーでレジンを買う(YOU TUBEでレジンアクセサリの動画を観てやりたくなった)
・スーパーで買い出し(ホットケーキミックスも買うことを忘れない)
・お昼はホットケーキ
・午後は学校の宿題をしてからファミコンをする
・その後公園でバドミントンの練習
・昼寝をしたい

最期の案はわたしの案だけど、これは却下された。

まずはダイソーに行くもレジンは売っておらず、最寄りのキャンドゥに行く。レジンが売られていたので、キャッキャ言いながら大量購入。滞在時間が長すぎて13時をまわっていたため、ホットケーキづくりはあきらめてRoyal Hostでランチをすることにした。ネーネーはパンケーキを注文し、わたしは…レジンを買い過ぎて持ち合わせが少なかったこともあり、消去法的にビーフジャワカレーを注文。正直まったくといっていいほど期待していなかったのだけれど、びっくりするくらい美味しくて心の中の彦摩呂が「うま味の宝石箱や~!」を連呼しまくりで大変だった。

隣の席ではご夫婦が食事をしていらして、食事を終えて食後のデザートを何にするか話し合っているところだった。ご婦人はアイスクリームにしていて、ご主人は「オムライス」を注文していて、デザート重すぎぃ~っ!と思った。

パッと食べて退店。スーパーで買い出しをして帰宅。ネーネーが宿題をしているときに一瞬(ほんとの一瞬)寝て、その時点で16時を過ぎていたので、ファミコンはやらずにバドミントンの練習をした。羽根を遠くに飛ばす練習をして、わたしが遠くに飛ばす度に「すご~い!」と褒めてくれるので、その笑顔が見たくて毎回フルパワーで打っていたら右手首がオシャカになりそうになった。

夜はおうどんを食べました。

セブンファイブスリー

  • 2021年11月13日
シュシュの七五三お参りの日。快晴。

9時半に家を出た。高速を法定速度内でぶっ飛ばし、11時からお参り。シュシュは着物を着ることをとても楽しみにしていて、「あと○日したら着物着るねん」と各所で報告していた模様。境内で待っていると着付けは15分ほどで終わり、着物姿のシュシュが登場した。シュシュは緊張のあまり、両手を前に突き出して両手ともにサムズアップしたまま固まり、ぎこちない歩き方をしていて、とても愛おしかった。黄色い声援送りまくり。着物姿はとても凛々しく、カメラで連射。両家の祖父母も揃い、賑やかなお参りになった。

コロナのこともあり会食はせず、昼過ぎに茨木に戻った。ネーネーが「マクドナルドでハンバーガーを買ってモータープールで食べたい」と言うので、ハンバーガーを買いに行く。ネーネーはたまに駐車場のことを「モータープール」と言うんだけど、本人の中ではこの2者には違いがある模様。こんど詳しく聞いてみよう。

結局ハンバーガーは家で食べた。少し休憩をしたら、ピアノ教室の時間になったので送迎。待ち時間に本屋で「帝国を魅せる剣闘士―血と汗のローマ社会史」(本村凌二)と「よくわかる思考実験」(髙坂庵行)を買った。

夜ははま寿司(テイクアウト)で七五三のお祝い。

ミルクとコロナ

  • 2021年11月12日
「午後の恐竜」(星新一)と「ミルクとコロナ」(白岩玄・山崎ナオコーラ)を読んだ。

星新一は中学生の時に随分と読んだ記憶があるけれど、ほとんど覚えていなくって、ちょこちょこ読み返している。表題作がとてもシニカルな物語で印象的。「ミルクと~」は白岩さんとナオコーラさんによる、子育てがテーマのエッセイが往復書簡のような形でまとめられている。コロナ前から始まり、コロナ真っただ中の現在まで。何より、タイトルがいいよなあと思う。

「アイドルを好きになるということは、現実からの逃避かもしれないが、逃避ができる場所があるというのは貴重なことだ」「私も、子どもには「何かを好きになるのって素晴らしいことだよ」と伝えたい。将来、もし子どもがアイドルにはまったら、おおらかに見守ろう」というナオコーラさんの言葉がと、現代の子どもたちのおかれている状況を鑑みる際に「マスク・手洗いネイティブ」という言葉で表現されていたのが印象的だった。

加えてネーネーなんかは小学校入学とともにコロナが大流行したので、給食は机をくっつけずに黙食するという、黙食ネイティブである。自分の子ども時代と比較してついつい「かわいそう」なんて思ってしまうけど、ネーネー自身はそれが当たり前だと思っていて、そういう境遇の中でも毎日思いっきり楽しく過ごしているので、「かわいそう」という言葉は絶対に使わないようにしている。ネーネーにとっての楽しい毎日を否定することになるので。

れんあい

  • 2021年11月07日
4時起床からの原稿。ニチアサは駅伝のため、お休み。ネーネーとシュシュを引き連れて、すみっコぐらしの映画を観に行った。

前作と異なり、今回は泣き所も無くひたすらかわいいなあという感想。だったけど、エンドロールで流れたBUMP OF CHICKENの曲が良すぎてめちゃくちゃ泣いた。歌詞が映画の内容とリンクする内容で、あまりにも優しい歌声に「藤原―!」(敬称略)と心の中で叫んだ。

その後、物販でおそろいのすみっコお守りを買った。お守りは何種類かあって、ネーネーは「しあわせ」と書かれたお守り、わたしは「けんこう」と書かれたお守り(切実)、そしてシュシュは迷った末、「れんあい」と書かれたお守りにした。「れんあいってなに?」と聞かれたので、好きな人とずっと仲良しでいれることよと伝えると、「じゃあこれにする」と言っていて、ネーネーと顔を見合わせて恵比須顔になった後、お守りを愛おしそうに見つめるシュシュの横顔にエールを送った。

晩ごはんはお鍋。締めの「おじや」を初めて食べた子どもたちは、うまいうまいと大絶賛でした。

誕生日

  • 2021年11月06日
ネーネー8歳の誕生日会だった。毎年思うことだけど、時の流れ早すぎ。日常がマッハで駆け抜けてゆく。

昼過ぎにネーネーと歯医者に行き、そのままジョーシンに行きプレゼントを買った。予算を伝えて、予算内であれば何個買ってもいいよと伝えた。ピアノ教室まで2時間ほど時間があったので、ゆっくり悩んだらいいよと言うと、とても嬉しそうにしていた。一度手にとったおもちゃを、やっぱりやめとくと言って戻したり。違うコーナーに行って、これとあれを組み合わせたら予算内に収まりそうだとか、日々の算数で鍛えられた計算能力をフルに発揮して悩んでいた。結局1時間ほど迷いに迷って、シルバニアファミリーの小物を4点。予算金額との金額差はわずか13円という、素晴らしい組み合わせだった。プレゼント包装をしていただく。

夕方ピアノ教室を終えたらいよいよ誕生日パーティー。妻とシュシュがケーキを取りに行ってくれていたので、ローソクを刺してハッピバースデーを歌った。ネーネーがローソクを吹き消す時にシュシュの口がとんがっていて思いっきり息を吸いこんでいたので、やばいと思いつつ、ここで指摘すると子ども同士の諍いにつながるなと思い、あえて何も言わず見守った。幸いシュシュの肺活量がまだまだ弱いため、彼の吹く息では火がゆらゆらと揺れた程度だった。

8歳の所信表明は「年下の子たちに優しくする」というものだった。

子ども達については、もはや「こうあってほしい」という思いなどない。ネーネーが3歳くらいのときに、やたらわたしを笑かせようとするので、なんでそんなことすんの?と笑いながら聞くと「ひとのわらっている顔が好きだから」と言っていた。この時点で、わたしが人生をかけて伝えていきたいことが果たされた。人の笑っている顔が好きな人は、きっとまわりの人たちを幸せにできるし、自分も幸せに恵まれると思う。これは個人の経験によるものなので、あくまでわたし個人の考えなのだけど。なのでもうこれ以上、ネーネーに望むものなんてない。

とにかく生きているだけであなたは100点満点なんよと伝えたかったけど、重すぎるかなと思ったのでシレーッとお祝いしました。

ショーシャンクの空に

  • 2021年11月04日
6時起床。宿の朝食は、個別に食堂まで弁当を取りに行って部屋で食べるスタイル。弁当の量が足りない人は菓子パンを自由に持ち帰っていいんだけど、前にいたご婦人が弁当と菓子パンを30個くらい持って帰ろうとしていたので、大食いチャンピオンの人?と思った。

部屋に戻って、手を洗って食べようと思って蛇口を捻ったら、設定が昨夜の天井シャワーのままになっていたので、ひとりショーシャンクの空に状態になった。ずぶ濡れのまま弁当を食べる。ドライヤーで服をかわかす。

そのまま栃木で仕事。途中、栃木駅前でふらりと入った「さえぐさ本店」という店で食べたラーメンがとてつもなく美味しかった。麺はすこしフヤッとしていて平べったくて、ほんのりゆずっぽい香りがする。噛むとムチムチしていて、スープも美味しい。本気で食べた。メニュー表によると正式名称は「ザ☆ラーメン」で、なぜかラーメンとチャーハンだけは「ザ☆」表記だったので、店のイチオシ商品なのかもしれない。夢中で食べて店を出てからもすこし興奮していて、駅まで全力疾走。ザ☆全力疾走。

夕方、新幹線に飛び乗って帰宅したのが21時半すぎ。子ども達におみやげを渡して、就寝。

移動中に読んだのは、「九月が永遠に続けば」(沼田まほかる)。著者の別作品である「ユリゴコロ」がとても良かったので、読んだ。キャッチーな作家名とは裏腹に、じっとりとした静かな怖さが特徴的。沼田さんは複雑に絡み合う家族の描写がとても上手いなあといつも思う。物語もヤマ場を越えて残り数ページ、ああ作品が終わるなあと余韻に浸ろうとするところにもうひと山ドーン!と来たので、まほまほー!(敬称略)と心の中で叫んだ。

まほまほの他の作品も読んでみよう。

栃木

  • 2021年11月03日
午前中は公園で子ども達とワチャワチャと遊び、15時頃の新幹線に乗って6時間かけて栃木県まで。到着したのは21時過ぎで、アヘアヘ状態で宿に飛び込んだ。「おもちゃのまち」という夢のような名前の駅なんだけど、そこに向かう電車に乗っているのは1車両に私だけで、駅周辺も真っ暗で人の気配がない。「おもちゃのまち」って、そういう意味?おもちゃしかいない町?SF(すこしふしぎ)案件?と思いながら歩いていると、暗闇からおじいさんが「アー」と言いながら飛び出してきたので心臓が止まるかと思った。(もしかしたらゼンマイ仕掛けの、そういう巨大おもちゃだったのかもしれない。)

宿で休む間もなく、周辺で唯一営業していたファミレスで海鮮パスタを食べた。

道中は「エロ事師たち」(野坂昭如)を読んだ。「火垂るの墓」などの代表作で知られる野坂さんのデビュー作。エロを生業とするスブやんを主人公に、悲喜こもごもが実に軽快なリズムで進んでゆく作品だった。思わずエーッ!と驚いてしまうほどにグロテスクな描写や、信じられないようなエロスの描写があるけれど、言葉のテンポ感は実に痛快で、さくさくと読んでしまった。作品に出てくる町がむかし一人暮らししていた町で、よく分かる地名がたくさん出てくるので、町の景色を思い出しながら読んだ。スブやんの最期の描写は悲しいシーンなはずなのに、大笑いしてしまった。(お下品すぎて、ここには書けない)

宿に戻り、家族とFacetime。子ども達は私が画面に映った瞬間おみやげちゃんと買った?と確認してきたので、そうくると思って途中東京駅で買ったすみっコぐらしのグッズを見せたら大喜びしてくれていた。

電話の後はシャワーを浴びて原稿を…とここで思わぬハプニングが起きた。シャワーは蛇口をひねると最初に冷たい水が出るので、シャワーヘッドを足元に向けて蛇口をひねった。するとシャワーヘッドから水は出ない。アレッと思った瞬間、背中に冷やっこい水がパチャアとかかったのでハチャメチャに叫んだ。慌てて振り向くも、そこは壁。水が出てくるようなものなどない。おかしいな…と思いながら再び蛇口をひねると、背中に冷やっこい水がパチャアとかかったのでハチャメチャに叫ぶ。しばらくこのくだりを繰り返し、はたと気づいた。壁じゃなくて天井からシャワーが出てる。

ということで、やっと原因にたどり着いたものの、このシャワーには逃げ場所がないので、水から湯に変わるまでの間は滝行の如く冷水に打たれるしかなかった。歯が折れそうなほどに食いしばった。

というわけで、シャワーを浴びて余計に疲れた。這う這うの体で、原稿作業。下絵を40点ほど描いて、寝た。

浪花そば閉店

  • 2021年11月02日
仕事帰りに心配になって浪花そばまで行くと、今日はWordで作られたような書面で「諸般の事情により休業させていただきます」と書いた貼り紙が貼られていて、いよいよ心配になる。そして家に帰ってホームページを見るとそこには「店舗閉店」のお知らせが…。

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【浪花そば】店舗閉店のお知らせ
平素は、エキマルシェ新大阪をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「浪花そば」は諸般の事情により、閉店させていただきました。

長らくご愛顧いただき、心から厚く御礼申し上げます。
エキマルシェホームページより引用)
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諸般の事情…40年以上も新大阪駅で営業を続けてきたのに、あまりに突然すぎる終わり方ではないですか。数日前までは普通に営業していたはずなのに。つい一週間ほど前にも新大阪そばを食べたところなのに。関西地区では一番好きなお店だったので、悲しくてやるせない。

「でっちあげ 福岡殺人教師事件の真相」(福田ますみ)を読んだ。これは実在した事件を取材したもので、第6回新潮ドキュメント賞を受賞している。ある小学校の教師が、教え子である生徒を自殺未遂に追い込んだとのでっちあげ報道がなされたことにより、世の中から徹底的に痛めつけられてしまう。やがて裁判になるが、裁判が進むにつれ少しずつ報道されている内容に綻びが生じ始めて、やがて(完全ではないけれど)冤罪が証明される。終章の「偽善者たちの群れ」というタイトルに、筆者の冷静な怒りを感じる。自分自身も報道内容をわりと鵜呑みにしてしまうタイプなので、気をつけないといけない。いろいろ考えさせれる。

ラフはほとんど終わり。

浪花そばどうした

  • 2021年11月01日
「江戸川乱歩傑作選」を読んだ。いやはやタイトル通り傑作まみれ。明智小五郎シリーズを読んでいると、この世で完全犯罪を起こすのは不可能ではないかと思われる。真面目な話、このシリーズを読ませるだけである程度犯罪の抑止になるんじゃないかしら。

江戸川乱歩の文を読んでいると、途中で突然読者に向けて言葉が投げられることがよくある。たいてい「勘のいい読者諸君はすでにこのトリックにお気づきであろう」的なニュアンスで語りかけられるんだけど、1mmたりともピンときていない勘の悪い読者なので、これを言われるたびに「乱歩ー!」と叫びたくなる。

今日の帰りに愛してやまない浪花そばの前を通ると珍しくシャッターが降りていて、荒々しい手書きの文字で「都合により臨時休業させていただきます」と書かれた張り紙が1枚貼られていた。記憶の中でこのような出来事が起きたことがないので、胸騒ぎがする。昨日まで普通に営業していたし、繁盛していたのに。

単行本挿絵のラフは3分の2ほど終えたところ。

そして今日、V6が解散しました。

〆切本

  • 2021年10月26日
朝4時起き。ラフ20点ほどこちょこちょ。7時出勤。昨日の夜に新大阪駅「浪花そば」に折り畳み傘を忘れてったので、それを受け取りに行く。一日中、司会仕事。休憩中、コンビニでマドレーヌが売られていたので4つ購入。シュシュがシルバニアファミリーのマドレーヌをいたく気にいっていて、その食べ物は本当にあるんだよと言うと、えー食べたい!と目を輝かせていたので、ここ一週間はコンビニを見つけてはマドレーヌを探してきた。意外とマドレーヌは売っておらず、売っていても、ザ・マドレーヌ!といった形状をしていないやつばっかりで、難航していた。メールにて、選書依頼あり。仕事終わり、花束を受け取って帰宅。花束の袋を見て妻は「でっかいフランスパン持って帰ってきたんかと思った」と言っていた。シュシュにマドレーヌを渡す。テンションが上がったシュシュが、スーパーで買ってきたさつまいもの皮を勝手に剥く。メッ!と言うとパパのバカー!と泣いてしまったけれど、マドレーヌを見て機嫌が速攻なおっていた。コロコロと喜怒哀楽が切り替わる姿が、とても愛らしい。ネーネーはけん玉の「もしかめ」という技を連続278回できたそう。すごすぎ~と言うと、クラスに500回以上できる子がいるんよ、とあっさりした反応だった。

「〆切本」(左右社)を読んだ。様々な作家が〆切に追われていることについて書いたエッセイや、実際に出版社に宛てた〆切遅延の詫び状などが掲載されている。夏目漱石も要約すると「書くのほんまきっつい、めっちゃ読みたい本あんのに全然読む時間ない、まじ勘弁」といったことを書いていて親近感が湧いた。

中でも一番笑ったのが、高橋源一郎のエッセイ。保養所に缶詰になるも数日たっても書けない、その理由が記されている。一日目は、夕食が美味しすぎておなかいっぱい食べてしまって、これでは仕事にならんので書けない。二日目はワープロのインクリボンが切れていて書けない、おまけに夕食が美味しすぎてまたお腹いっぱいになって書けない。三日目はラジオを忘れてきたので、それと漫画とお菓子を買って、さあやろうか、いやまずは予定表を作ろう、ということで予定表を作ったら眠くなったので寝た。四日目は、さあ頑張ろうという時に編集者から進捗を伺う電話があってやる気を失った。ということで、もう一生書けないんじゃないかという雰囲気で終わっている。

ひとしきり笑った後、〆切にめちゃくちゃ追われているこのタイミングで読む本じゃなかったな…となった。

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昨日のクイズの答えです。

1、 レンコンにはなぜ穴があいているいるのでしょうか?
 →「たべるときに、おはしをさしこむため」

2、 写真を撮る時に横で音がするのはなにでしょうか?
 →「はなび」

こわくなかった

  • 2021年10月24日
早起きをして、昨日のラフ作業の続き。その後8時前に家を出て、ネーネーとプリキュア映画の新作を観に行った。

もう何度も一緒に行っているのでネーネーも慣れたもので、落ち着いた様子で朝ごはんを買ったりジュースを買ったり、物販で一通りグッズを購入(適当にチョイチョイ購入したら7,000円オーバー…)してから会場に向かった。映画の内容についてはネタバレになるのでアレですが、とても良かった。普段のトロピカル~ジュ!プリキュアの良さがそのまま反映されていて、かつシリアスな描写も多く、涙がチョチョるシーンも多かった。そしてこの作品もやはり、歌が良い。あとは新旧プリキュアの変身バンクを、時間をかけて全員分ひとりずつ流してくれたのが良かった。

映画が終わっていそいそ帰ろうとすると、ネーネーが「このまま帰りたくないなあ」と映画の余韻を感じたい様子だったので、フードコートでおやつを食べながらひと通り映画の感想を共有して帰った。

昼からはシュシュと美容室へ行った。男連中2人で同時に切ってもらった。シュシュは店で切ってもらうのは2回目で、そもそも髪を切られるという行為が苦手な様子だったので心配していたけれど、おとなしく髪を切ってもらっていた。

先にわたしが切り終わったので待っていると、しばらくしてシュシュが「パパ」と小さな声をあげながら走ってきて、その様子を美容師さん達が超笑顔で見守るという素敵瞬間があった。シュシュはわたしの服をギュッと掴んで、とても小さな声で「ぜんぜんこわくなかったよ」と言った。ああ、とっても怖かったんだなあと胸がキュウっとなった。よくがんばったねと言うと照れくさそうにしていて、またその様子を美容師さん達が超笑顔で見守るという素敵瞬間があった。

夜ごはんを食べているとき、おもむろにシュシュによるクイズ大会が始まった。このクイズ大会は最近よくごはん時に開催されるんだけど、とにかく問題が難しい。今日のクイズは下記の通りなので、時間のある方はぜひ答えを考えてみてください。脳トレになるかも。いや、ならんか。

1、 レンコンにはなぜ穴があいているいるのでしょうか?
2、 写真を撮る時に横で音がするのはなにでしょうか?

正解は次回の日記にて。

ラフラフラフ

  • 2021年10月23日
ネーネーの小学校の運動会。天気は晴れで、暑かったり寒かったりとせわしない気温の一日だった。木枯らし1号が吹き荒び、グラウンドでは何度か砂嵐が巻き起こっていた。

ネーネーは3競技に出場するので、保護者は時間に合わせて来てくださいシステムだった。掃除やらなんやかんやしていたら開場時間を過ぎてしまい、カールルイス並みの全力疾走で運動場に駆け込んだ。なんと保護者組はまだ2組しか来ておらずガラガラだった。うち1組は、先に来ていた妻とシュシュ。シュシュは保護者席前に張られたロープをちょんちょんしたり引っ張ったりと退屈そうだったものの、しばらくすると同じ保育所に通う子たちも観覧に来たので、一緒に校舎の花壇で虫探しをしていた。

ネーネーは校長先生の挨拶のとき、背筋をピンと伸ばして手は指先までまっすぐに揃えて立っていて、凛としていて素敵だった。どの競技も一生懸命頑張っていて、とにかく胸が熱くなった。

昼前に運動会は終了。シュシュのリクエストにより、そのまま近くの公園に行った。前に来た時は虫がたくさんいた茂みが全て刈り取られていて、虫っこ一匹おらずで残念そうにしていた。虫さんはお引越ししちゃったんやね、という話をする。

帰宅時、玄関先にGOKIBURYがいて、シュシュと怯えながら家の中に入ろうとすると普通に一緒に入ってこようとするので叫んだ。少し遅れて妻がやってきたので、3人で叫びながら帰宅。しばらくしてネーネーも帰宅。

夜は単行本作業を0時半頃まで。まずはラフを40点。


・「地図」(太宰治)
・「言ってはいけない」(橘玲)
・「向田邦子ふたたび」(文藝春秋編)
・「私の大好物」(文藝春秋編)
・「スーパー建築探偵術入門」(文藝春秋編)
・「激走!F1」(文藝春秋編)

太宰の「地図」は初期短編集で、中でも16歳の時に書いた「角力」という作品が良かった。友人たちの前で兄とすもうを取って、一度目は兄に勝ち、二度目は兄のためにわざと負けた弟の誠二。まわりの人間は兄を褒め、誠二は馬鹿にされる。弟がわざと負けたことに気づかない兄は、えへんと得意ぶっている。誠二はそんな兄のことを、情けないと感じる。なんかこういう話、現実でもよくあるなあといろいろなことを思い出した。

文藝春秋文庫のビジュアル版をこちょこちょと集めている。いずれも古本屋で買ったものだけれど、「スーパー建築~」には前の所有者と思われるおっちゃんとホステスの方と思しき女性がカラオケで一緒に歌を歌っているスナップ写真が挟まっていた。

おっちゃん、ええ顔してました。

いい人

  • 2021年10月19日
いつも昼食は会社でひっそりと、本を読みながら(またはアニメを観ながら)食べることが多いんだけど、今日はひさしぶりに外食をした。後輪を轟かせながら自転車を漕いでいると小さな自転車屋があったので、ひょっとしたらパンク修理してくれるかもと店に入る。店に入ると同時に「なんじゃコラァ!」と怒鳴られたのでエッ!アウトレイジの世界?と思った。パンクを修理してほしい旨を伝えて自転車を渡すときも、店主は渋い表情のままだった。一旦昼食をとって30分後くらいに戻りますと伝えると、もしチューブ交換が必要な場合は交換しておいていい?と聞かれたので、はいお願いしますと伝えて店を出た。

昼食をとっているうちに急に不安になる。めちゃくちゃぼったくられたらどうしよう。前回別の自転車屋でチューブ交換をしてもらったときは4,000円くらいだったけど、数万円単位で請求されたら…と暗い気持ちになり、念の為銀行で2万円おろして店に向かった。

店に戻ると店主が「パンクしてなかったよ!」とにっこり。自転車をピカピカに整備してくださっていて、整備作業代の500円を請求されたのみだった。パンクした時のために、恐る恐るチューブ交換時の費用を聞くと「うちは2,000円でやってます」とのこと。アウトレイジどころか、普通にいい人!いいお店!

会社に戻りながら、お店に来たときのことを思い出した。自転車を漕いでいて突然お店が視界に入り、アッ!ラッキー!と思ってハンドルを左に切ったらちょうどそこがお店の入口で、立ち漕ぎのまま結構なスピードでお店の中に突入した。その先で店主が作業をしていた。たぶん店主からしたら、突然立ち漕ぎのおっさんが店に突入してきて自分に向かって突っ込んできたので恐ろしかったに違いない。そら「なんじゃコラァ!」って言いますわ。アウトレイジだったのは、わたしの方でした。

「一生楽しく浪費するためのお金の話」(劇団雌猫・篠田尚子)を読んだ。途中紹介されている制度云々は近々改訂されるので注意が必要ではあるけれど、将来の貯蓄を意識するための入門編として良い本だと思う。

妖怪ダダンダン

  • 2021年10月18日
会社付近で使っている自転車の後輪がパンクしてかれこれ1ヶ月以上になる。パンクして間もない頃の仕事終わりに修理に行ったら、コロナの影響か付近の自転車屋がことごとく廃業していて、結局4件まわったけど全滅だった。というわけで修理のしようもなく、前に進むたびに後輪から「ダダンダーン!」と轟音が響く。BMXの選手が前輪だけで前に進むイメージで体重を前輪にかけながら進むとダダンダン轟音が鳴らないと気づいてから、限りなく前傾姿勢で自転車を漕いでいる。

「紙つなげ!」(佐々涼子)を読んだ。震災に見舞われた日本製紙株式会社石巻工場が復活するまでを描いたノンフィクション。日本の出版業界を支えてきたこの石巻工場が震災により、どうしようもない姿になる。震災の描写は、とてもつらいものだった。しかしそこから這い上がり、再生不可と言われた工場を立て直した人々の情熱は凄まじかった。製紙工場(他社ではあるけれども)の見学をさせていただいたことが過去にあったので、それぞれの光景も鮮明に頭の中に描きながら読み進めた。紙を作る機械は全長100mほどで、白い蒸気を立て轟きながら抄紙してゆく姿は圧巻だった。

「紙つなげ!」では主に、16台あるうちの「8号機」という機械を再稼働させるまでが描かれているんだけど、最後の最後に、本文に使用されている紙がまさにこの8号機で抄紙されたものということが書かれていて、ウオッとなった。

普段何気なく手にしている本の紙にもいろいろな種類があって、それぞれ意図があって使い分けられている。例えば漫画の紙は、子どもが買ったときに嬉しくなるように厚みを持たせていて(本を分厚くするため)、なおかつ指を切らないように柔らかくして、かつ本が重くならないように軽くしてある。文庫本に使われている紙も紆余曲折を経て、現在に至る。出版社によって紙のレシピがぜんぜん違うらしく、紙の色も違うらしい。今までそんな目で本を見たことがなかった。

本を選ぶときの楽しみが、またひとつ増えました。

ピアノ

  • 2021年10月17日
朝、焦げ臭くて目が覚めた。家の外が煙で真っ白になっていて飛び起きる。近所で火事が起こっているようだった。ちょうど消防が来たところで、直径10mほどの黒い煙が唸りを上げているのが見えた。ベランダに出て気づいたけど、昨日までと違って明らかに空気が冷たくなっていて、秋の終わりを感じる。

昼過ぎ、ネーネーの電子ピアノが届いた。これまでずっとリサイクルショップで買ったキーボードで練習を頑張っていたんだけど、そろそろちゃんとしたやつ必要よねとなり、妻がチョイスしてくれたもの。届くまで詳細を知らなかったけど、KAWAIのピアノだった。YOSHIKI(X JAPAN)と同じやん!と思った。ネーネーはとても愛おしそうにピアノを弾き、その後も急にリビングからいなくなった…と思っていたらピアノを弾いていた。

昼ごはんは卵焼きと納豆と白ごはん。子どもたちももりもり食べていた。毎回いろいろ考えて用意してみても、子どもらのどちらかが必ずといっていいほど文句を言うので、結局こういうのが正解よねとなった。しばらく休日の昼食はこれでいこう。

その後、シチューを作った。機動戦士ガンダムが今日からAmazon Primeで配信されているということで、ガンダムを観ながら煮込んだ。

エモデカパン

  • 2021年10月16日
朝一番にちょっとしたことでシュシュと言い合いになる。ワーワー大騒ぎをしていたので、朝から大きい声を出さないでと注意したら、もうパパはうんどうかいこなくていい!デカパンいっしょにしない!とプイッとそっぽを向いた。デカパンは親子競技のデカパンリレーのことで、ここ最近は毎晩「デカパンはパパといっしょにやりたい」と言ってくれていたので、PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK(※1)だった。

結局そのまま本番を迎える。シュシュはダンスもリレーものぼり棒もとてもよく頑張っていてナミチョチョだった。家ではおふざけばかりだけれど、どの競技も真剣な表情で取り組んでいて格好良かった。そしていよいよ親子競技のデカパンリレー。今朝はああ言っていたけれど、どうかな…と思いながらシュシュのもとに向かうと超笑顔!さらに「きてくれてうれしいきもち」とピョンピョン飛び跳ねていて、泣き叫びながら一緒にピョンピョン飛び跳ねたい気持ちになった。

無事、超笑顔でデカパン完遂。いい思い出になった。

コロナ対策ということで、自分の子どもが競技をする時間だけきてくださいシステムにより、40分ほどで運動会の観覧は終了。進行のことや競技の内容など先生方もとてもよく考えてくださっていて、とても良い運動会だった。

夕方はネーネーのピアノ教室。以前のピアノ教室と違い付近に喫茶店がないので、待ち時間はウロウロと徘徊するしかない。スーパーでシチュー用の肉を、書店で「午後の恐竜」(星新一)と「紙つなげ!」(佐々涼子)を購入。帰りに雨に見舞われてしまい、ふたりでワーワー言いながらの帰宅。

最近読んだ本。

・「女が死ぬ」(松田青子)
・「本屋の新井」(新井見枝香)
・「そこに工場があるかぎり」(小川洋子)
・「プロジェクトN」(明石英之)

「紙つなげ!」は「そこに工場が~」で著者の小川さんが紹介されていたもの。

(※1)X JAPANのHIDEがライブのMCで叫んでいた言葉。

いそがしなりまんねん

  • 2021年10月12日
これから書籍まるっと一冊挿絵スーパーウキウキ案件に入るので、年内いっぱいはバタバタ確定。その前にちょこちょこウキウキ案件を3件ほど立て続けに描かせていただいた。ここしばらく依頼がなく、のんびりした気持ちで構えていたらほぼ同時にワーッときたのでワーッとなった。

ということで本当に忙しくて、余計なことがほとんど何もできていない。こういう時は考え事をするに限るんだけど、ここ最近は自分が古書店を開いたときのシミュレーションをしている。物件サイトで店舗の場所も確定して(もちろん契約どころか内見もしないけど)、什器やオーニング(お店の入り口にくっついている、店舗名が印刷された日よけ)、看板の見積もり金額もざっくり試算して、警察に古物商の申請して保健所には飲食許可の申請(喫茶もほそぼそやりたい)しなきゃいけないから、その費用もかかる。店舗は駅から徒歩5分の好立地で2階建て木造物件だから、2階はアトリエ兼ギャラリー。電卓を弾いてみると初期投資はざっくり80万円くらいになった。エクセルにもろもろまとめていって、おおよそどれくらいの売上を毎月上げていけばいいかを試算した。毎月家賃と光熱費がかかるとして、だいたいだけど、500円の本を毎月200冊売れれば1年半でプラスになる計算。シミュレーションには人件費は含まれていないし、もちろん現実はシミュレーション通りにいくわけないから…現実的じゃないなやっぱり、という結果になる。いやはやお店をされている方は本当にすごい。

でも失敗するとわかっていてもいつかは、一度はやってみたいな。これをひとつの夢として、野望として、胸に抱えて生きていこう。

・「影を踏まれた女」(岡本綺堂)
・「わかりあえないことから」(平田オリザ)
・「もものかんづめ」(さくらももこ)
・歴史まんが人物館「円谷英二」
・「めぞん一刻」(高橋留美子)
・「善悪の彼岸」(ニーチェ)
・「主婦と演芸」(清水ミチコ)

特に平田オリザの本がよかった。ロボットと人間との違いについて、人間を人間たらしめているのは「マイクロスリップ」という無駄な動作らしく、優れた俳優はこのマイクロスリップを絶妙なタイミングで入れているそう。演技というものは精度を上げれば上げるほどマイクロスリップが無くなってしまい、味気のないものになる。自分もプレゼンテーションをする機会が年に何度もあり、ひょっとすると味気のないものになってしまっているのかもしれないなと考えた。

あとは教育について。体験教育のくだりで「教室で習う星座の名前よりも、キャンプ場でお父さんに教えてもらった星座の名前を子どもはよく覚えている」というようなことが書かれていた。コロナが落ち着いたらまた家族みんなで、街や山にせわしなく出かけよう。

告白

  • 2021年09月25日
「告白」(町田康)を読んだ。674ページあって装丁もしっかりしているので、なかなかに重い。腱鞘炎になるかと思った。この作品は出てくる人たちがもれなく不幸のどん底に落ちていくんだけど、ユーモラスな描写が多くて、所々で大笑いしながら読んだ。

特に良かったのが主人公である熊五郎が、村の娘達とじゃらじゃら(ねんごろになること)すべく村の盆踊りに参加して、輪の中を踊りながら気になる娘の所で行こうとするのだけれど、前を踊るおじさんおばさん達に行く手を阻まれてなかなか思うように進めない。そうして苦労しながらエイヤと飛び出したら目の前には狂ったように踊るおじさん(伝さん)がいて、熊太郎が自分にセッションをかましてきたと勘違いした伝さんはさらに狂ったように踊る。そうしてふたりで向かい合ってわけもわからず踊り狂う様を「竜虎」と表現してある。

その他に、突然殴られたり衝撃を受けた時に登場人物がわけのわからない言葉を反射的に叫ぶくだりが何度かある。子供時代のエピソードでは水車が壊れたのを自分たちのせいだと激昂するおじさんがあまりに恐ろしくてつい「茶渋が落ちるの」とつぶやいてしまい、また怒らせてしまったり、賭博場で喧嘩するくだりで熊太郎が顔面にエルボーをくらった瞬間「酢醤油」と心のなかで叫んだりと、ちょっと浦安鉄筋家族を思い起こさせるような、表現の振り幅がとても心地よかった。

あとかた

  • 2021年09月24日
「あとかた」(千早茜)を読んだ。6つの恋愛短編小説が、それぞれリンクしている作品。大人の恋愛を描いたもので、とてもしみじみした。恋愛小説は今まで全くと言っていいほど読んでこなかった。それは、自身にそういう経験がなさすぎて共感できないからという理由だったけど、ある時いやいやなんで自分と重ね合わせようとしてんのよ!おこがましすぎ~!と突然開き直り、そこからはひとつひとつの物語として純粋に愉しめるようになった。

小説としての恋愛物語も実に良いものだけど、新入社員が聞かせてくれる現在進行系の恋愛話も実に良い。もう机をバンバン叩いて書類の山に顔を埋めて「クゥ~ッ!」と叫びたくなるほどに甘酸っぱくて心に響くのだけれど、年齢も15歳以上離れており、ある程度の威厳というものも必要とされてくる手前、「ふん…それで?」と非常に冷静な表情で話を聞いている。

でもこないだ我慢できなくて一回「クゥ~ッ!」って叫んじゃいました。

スーパーヒューマン

  • 2021年09月23日
万博公園に行き、人気の少ない森にテントを張って過ごした。近くに浅瀬の人工川があり、子ども達と足をピチャピチャしながら、ザリガニや魚を探した。芝生の広場では妻もわたしも子ども達も裸足になって走り回ったり、寝転んでボーッとしたりした。帰宅後みんなが「楽しい一日だったね」と何度も反芻していて、そういう日は実に久しぶりだったのでとても感慨深かった。

「スーパーヒューマン誕生!」(稲見昌彦)、「黄桃」(太宰治)を読んだ。

スーパーヒューマンは現役教授による人間拡張工学の本なんだけど、SFアニメの例なども多く非常に明快な内容だった。特に印象に残ったのが、約10年前にイグノーベル賞を受賞した「スピーチジャマー」の原理を紹介するくだり。スピーチジャマーは拡声器のような形をしていて、これを発話者に向けると発話者の声を0.2秒のディレイで送り返す。人間の脳は喋りながら無意識に自分の声を脳内再生していて、0.2秒遅れで自分の声が再生されると脳の処理に不都合が発生して、喋れなくなるとのこと。(「聴覚遅延フィードバック」というもの)

0.2秒の境界線の原理を何か他に活かせそうなところはないかなと考えているところ。

「黄桃」は太宰の名作といわれている短編作品で、これを収録している本がなかなか見つからなくて、こないだ古本屋でやっとこさ見つけたもの。「人間失格」に収録されていた。というわけで現在我が家には「黄桃」が収録されている人間失格と、「黄桃」が収録されていない人間失格があって、ちなみに表紙は黄桃含み人間失格は生田斗真さん、黄桃なし人間失格は小栗旬さんで、どちらもあまりのイケメンさにドキドキしてしまう。

きれいな石

  • 2021年09月20日
ネーネーは昨日ピアノの発表会だった。わたしは仕事で行けなかったけれど、妻が映像に撮ってくれていたのでそれを観た。とても堂々としたものだった。発表会が終わったら鬼滅の刃の「オリケシ」(ドット絵の要領でオリジナルの消しゴムを作れるおもちゃ)を買ってほしいと頼まれていたので、ジョーシンで購入。シュシュにはアニアのチンパンジー。

オリケシは小さな消しゴムを絵柄になるように並べて、水で濡らしてレンジでチンして、しばらく水につけて冷やすと完成、という物なんだけれど、わたしがすると発狂しそうな「小さな消しゴムを絵柄になるように並べる」工程をネーネーは淡々とこなしていた。というわけで、あっという間に10個完成。

夕方、近くの川に行ってバッタ探しときれいな石探しをした。コロナ禍における安全で体力も発散できるエンタメというとこれくらいしか思いつかない。とても楽しい時間だった。

ネーネーが拾った小さなガラスの結晶が宝石のようで、その結晶越しに夕日を眺めて「きれいに光ってるね」と話した時間が、時を超えて案件(※1)だった。

良い休日でした。

(※1)明治安田生命のCMのように、思い出の1頁としていつか思い出すことになるだろう出来事

クーちゃん

  • 2021年09月19日
3時前に起きて、読み終えたばかりの「BLEACH」(久保帯人)の感想文を書く。ひたすら無心に、5時間かけてA3サイズ1枚にまとめた。

休日出勤のためニチアサコンボできず。

往復時間で「ヴィヨンの妻」(太宰治)を読んだ。表題作と「眉山」という作品がとても良かった。「眉山」は最後まで読んでしまうと悲しくなるお話だけど、ユーモアに富んだ作品。これまで太宰治はとにかく暗い作品ばかりだと思い込んで読んでこなかったんだけど、いざいろいろ読んでみると、こんなにもユーモアに溢れる作家だったのかと驚かされる。

帰宅後、子ども達と「危険生物バスターズ」というテレビ番組を観た。家などに住み着いたスズメバチなどの危険性物を駆除する人たちを密着した番組だった。

BLEACHに出てくる印象的なセリフの中に「どちらか一方に正義があればそれは防衛か征伐と呼ばれるだろう。だがこれは戦争だ。どちらも正義だから起こるんだ」という言葉がある。この危険性物の駆除という行為も人間側の一方向から見ると「防衛や征伐」に当たるのだろうけれど、双方からの視点で考えるとどうなのだろう…ということをぼんやりと考えながら見た。もちろん「危険性物」なので、駆除せねばならないことは充分承知で、そしてそのような危険な仕事をされている方には尊敬しかないのですが。

実は今の家にもベランダにコウモリが暮らしている。そのフンの始末に手を焼いているわけだけれど、それ以外の実害は特にないので、そのままにしている。こういうのも本当はよくないのかもしれないけれど、まあ、その辺りは人それぞれの考え方がありますからね。

そいういうわけで、我が家にいつの間にか住み着いているクモもそのまま。子ども達も特に嫌がることもなく、クーちゃんという名前をつけて見守っている。少なくとももう半年以上暮らしているので、居心地がいいのかなと思う。たまにわたしの作業部屋にやってきてジーッと見てくることもある。

虫はは苦手だけど、クーちゃんはむしろかわいいとさえ思う。

石垣

  • 2021年09月18日
昼から仕事がらみの外出。台風一過で快晴。天満橋駅から15分ほど、汗をかきながらフウフウと歩いた。

移動の合間に「何もかも憂鬱な夜に」(中村文則)を読んだ。いつか自分が重罪を犯してしまうかもしれないと苦悩する主人公に恋人(とも言い切れない複雑な関係なのだけど)が言う「今のあなたが無事なら、それを一日ずつ続ければいい」という言葉がとても印象に残った。だけど、いざ自分がそういう立場や意識に苛まれた時に、果たしてこの言葉は自分に響くのだろうか…とも思った。

約2時間ほど、講演を聞く。途中、映像が流されたのだけど音量が赤ちゃんの寝息レベルで全くといいほど聞き取れないものだった。主催者が慌てて機材のボリュームをああやこうやと操作するも状況は変わらずで、その瞬間、会場にいた全員がシンと静まり返って一切物音を立てずに映像の音に耳を澄ませるムーブが発生したのが一体感があって良かった。結局何かしらの操作をして、途中から映像のボリュームが上がったんだけど、その副作用で司会者のマイクの声がゲインがかかったようになり、なかなかハードコアだった。

窓から見える大阪城はとてもきれいで、川の流れはとても穏やか。

主催者のが終わりの挨拶で、「自分は戦後生まれなもので随分と昔の話ですが、実は高校生の頃はロッククライミングをやっておりまして、あの頃はよく大阪城の石垣によく登ってましてね…」という話をしていて笑った。

日曜日

  • 2021年09月12日
6時起床。原稿を描いていると子どもたちが起きてきたので、ネーネーとRyuheiに行く。Ryuheiはレジがタブレットタイプに切り替わって、随分とマイルドなレジ業務になってしまった。以前は金額を直接打ち込むタイプのレジで、高橋名人のようにレジのボタンを連打する姿がかなり圧巻だった。

皆でパンを食べて、ニチアサコンボ。新しく始まった仮面ライダーリバイスも面白いので、久しぶりにプリキュア→仮面ライダー→ゼンカイジャーのフルコンボで観ている。

昼過ぎに髪を切りに行き、喫茶店で少し原稿を続きを描いた。隣の席の若い男女の会話をBGMにしながら描いた。ふたりは今度結婚するらしく、顔合わせのお店を探しているようだった。結局女性が何度か行ったことのある店に決めて、3,000円のコース料理を予約していた。そのコースはこのお店名物の釜飯がついてくるらしい。次いで、ふたりで暮らす新居の申込用紙を書いている様子。なんと家賃は5万5,000円らしい。思わず「間取り教えて下さい」と話しかけそうになった。とにかく、ふたりの未来が幸せに溢れるようになりますように。

帰宅すると、子ども達がおやつを買いに行きたいと言うので、おつかいに行ってきてもらう。子どもふたりで買い物に行くのは2回目。おやつとおネギを買ってきてもらう。近くの店に行く子ども達を「はじめてのおつかい」のように尾行して見守った。シャシャシャと忍者のように移動し、店の外から中を見ると、店員におネギの場所を聞いているところだった。緊張しながらも、しっかりとやりとりをしている子ども達を見てナミチョチョだった。

あとで聞くと、ネーネーは家を出た瞬間から、わたしがうしろを着いてきているのを知っていたらしい。全部バレてた。

こうやっていろいろな経験を経て、子ども達の世界がどんどん広がっている。いつの頃からか子ども達の背中を見守る機会が随分と増えてきた。親としてこんなに喜ばしいことはないのだけれど、やっぱりちょっと寂しいな。

ヨホホイ

  • 2021年09月05日
38.5度。昨日よりはマシだけど、頭はまだ痛い。ニチアサフルコンボ+α(プリキュア→仮面ライダーリバイス→ゼンカイジャー×2回)をキメたけど、頭がボーッとしていてあんまり内容が頭に残っていない。ツーカイザーはヨホホイ言ってたのかな。

再び布団で過ごす一日。もう天井を見るのも飽きたし、背中が痛い。

森脇健児

  • 2021年09月04日
副反応で39度付近をゆらゆらと漂い、一日寝込む。頭が割れそうに痛くてたまらなかった。氷枕を頭の下に敷くと随分とラクになったけれど、冷凍庫にあった餃子のにおいが染みついていたので涙目になった。高熱で苦しみながら見た夢の中に森脇健児が出てきた。「がんばれ!がんばれよオイ!だいじょうぶやから!」とものすごいテンションで励まされて、頭が痛すぎてそれどころじゃねー!うるせー!と思ったけれど、過去に会社の行事で森脇健児が司会をした時に彼がとてもきめ細やかでかつとても面白いトークでイベントを盛り上げてくれていたことがとても印象に残っていた(←現実の話)ので、「ありがとうございます!がんばります!」と返事した。(←夢の中の話)

起きたら熱が39.5度まで上がっていたので、健児~!熱あがってしもうたで~!どない~!と思った。

そこからはひたすら布団で横になって、寝てるか天井を見つめているかのどっちか。

夕方、寝室の扉の隙間から家族が食事をしている様子が見えて、しばらくぼおっと眺めているうちに、まるで自分がおばけにでもなって遠くから家族を見守っているような不思議な感覚になった。

ワクチン2回目

  • 2021年09月03日
ワクチン接種2回目。家の用事をピャッピャと済ませて早めに家を出て、新大阪駅の浪花そばで早めの昼食をとった。しばらくまともな食事はできないかもしれないと思い、今日は「新大阪そばチャーシュー添え(600円)」にした。いつもなら注文が通ると厨房から「ハイヨ!」や「おおきに!」など威勢のいい声が聞こえてくるのだけれど、コロナ対策のためかそれもなし。パチャパチャと湯切りをする音が静かな店内に響いていた。

11:40新大阪駅発のシャトルバスに乗ってグランキューブ大阪まで。到着後は前回と同じ流れで、書類確認→問診①→問診②→接種→問診③→15分待機。トータルで25分ほど。問診①が若い女性看護師さんだったんだけど、最後に元気よく「レッツゴーネクストステージ!いってらっしゃい!」と言われたのでUSJのアトラクション?と思った。問診②に向かう廊下では、わたしがその時間帯の予約者ひとり目だったらしく、椅子に座ってリラックスしていた係員の人たちが、わたしの姿を見た誰かが発した「来たぞー!」という声で一斉に立ち上がって臨戦態勢に入ったのがすごかった。スイッチの切り替えすごすぎ~!と思った。そして接種も終え、15分待機を終え会場を出ようとすると出口の係員がわたしの接種券を確認した後わたしの方をまじまじと見るので何事……ととても不安な気持ちになっていたら「そのTシャツめっちゃかわいい~」と言われたのでずっこけそうになった。

シャトルバスで新大阪駅に戻る。子ども達の大好きなみたらし団子を買って帰った。

道中では「きりぎりす」(太宰治)を読んだ。短編14作が収録された作品。表題作「きりぎりす」と「畜犬談」という作品がとても良かった。「畜犬談」は犬を恐怖の対象としか見ていない主人公の男が、何故か野良犬に懐かれてしまったことからイヤイヤ共同生活を送ることになるんだけれど、やはりどうも好きにはなれない。そして引越しを機にその犬を捨ててしまおうと決意するのだけれど、そのタイミングで犬が皮膚病にかかり、惨めな姿に成り果ててしまう。妻と相談の末、いっそのこと殺してしまおうと毒入りの肉を食べさせるのだけれど、薬が効かず犬は生き延びてしまう。それでもなお男を慕う犬の姿を見て最終的に心が移ろい、話はこのように括られる。(以下、引用)

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「僕は、ポチを東京へ連れてゆこうと思うよ。友がもしポチの恰好を笑ったら、ぶん殴ってやる。卵あるかい?」
「ええ」家内は、浮かぬ顔をしていた。
「ポチにやれ、二つあるなら、二つやれ。おまえも我慢しろ。皮膚病なんてのは、すぐなおるよ」
「ええ」家内は、やはり浮かぬ顔をしていた。

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希望のある終わりで良かった。ポチよ、どうかお幸せに。

BLEACH

  • 2021年09月01日
「あの日、君は何をした」(まさきとしか)を読んだ。終盤に向けてゴリゴリに伏線が回収されていくミステリで面白かった。けれど、この本はなんと言っても帯の主張が強すぎる。普通(自分の感覚では)、本の帯というと表紙の下らへんにちょろっと掛けてあるんだけど、この本は帯が超巨大で表紙の3分の2くらいを占めていて、ほぼ表紙が見えない。そして、その帯に「全国の書店で第1位」という文字がデカデカと印刷されていてあまりに品がない。書店で並べられた時にインパクトを出すためなのは分かるけど、個人的には最近の過剰とも言える「帯で購買意欲を煽る」傾向はもうちょっと落ち着いてほしいなあと思う。

コロナについては、ここまで感染拡大するともう自分たちの努力だけではどうにもならないところまできているので、罹患する前提でいろいろと準備をしている。もちろんこれまで通り感染対策はしているけれど、罹患した時の対策を予めとっておく必要がある。ぽつぽつと自分の身近なところでも濃厚接触者が出たという話を聞くようになった。

週末に迫ったワクチン接種2回目に備えて、ポカリやらカロナールやらウイダーinゼリーやら漫画「BLEACH」全74巻やらを買った。

ベスト・エッセイ

  • 2021年08月27日
「向田邦子ベスト・エッセイ」(向田和子編)を読んだ。向田邦子のエッセイは食べ物にまつわるものが好きだ。

「ごはん」というエッセイにこんなくだりがある。戦時中の話で、爆撃が街を襲った翌日の話。

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 父は、この分でゆくと次は必ずやられる。最後にうまいものを食べて死のうじゃないかといい出した。
 母は取っておきの白米を釜いっぱいに炊き上げた。私は埋めてあったさつまいもを掘り出し、これも取っておきのうどん粉と胡麻油で、精進揚をこしらえた。格別の闇ルートのない庶民には、これでも魂の飛ぶようなご馳走だった。
 昨夜の名残りで、ドロドロに汚れた畳の上にうすべりを敷き、泥人形のようなおやこ五人が車座になって食べた。あたりには、昨夜の余燼がくすぶっていた。

(中略)

 母はひどく笑い上戸になっていたし、日頃は怒りっぽい父が妙にやさしかった。
「もっと食べろ。まだ食べられるだろ」
 おなかいっぱい食べてから、おやこ五人が河岸のマグロのようにならんで昼寝をした。畳の目には泥がしみ込み、藺草が切れてささくれ立っていた。そっと起き出して雑巾で拭こうとする母を、父は低い声で叱った。
「掃除なんかよせ。お前も寝ろ」
 父は泣いているように見えた。

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続いて、「字のない葉書」というエッセイ。小学一年生の妹が単身で疎開することになり、父が自分宛ての住所を書いた葉書を山のように渡すくだりがある。字の書けない娘に「元気な日はマルを書いて毎日投函しなさい」と伝える。最初は葉書にはみ出さんばかりの大きなマルを書いた葉書が届くも、徐々にマルが小さくなり、とうとうバツが書かれた葉書が届く。
三ヶ月が立ち、疎開を終えてとぼとぼと帰ってきた娘を抱き、声を上げて父が泣いていていたというもの。切なくてやるせなくて、涙が出る。戦争のことはたくさん学んできたつもりだけど、こういうエピソードには胸がえぐられる。

ちょうどこないだ家族で晩ごはんを食べている時にシュシュが「へいわってなに?」と突然聞いてきた。自分も含めて平和が当たり前な世代のわたし達には、真の意味を理解できているようで実はできていない。この時も咄嗟には返答できず、「事件がないってことかな」と答えた。

どうか子ども達にとって平和な世の中が、続きますように。

大当たり

  • 2021年08月26日
コロナのワクチンで一部に異物混入があったようで、怖いなあと思いながら家に帰って何気なく接種券を確認すると完全にロット№が一致していて叫んだ。昔からくじ運はなかなか良い方だと思ってたけど、こんなところでも大当たりかよ!と叫んだ。

今まで当たったので一番嬉しかったのは、小学校2年生の時に学校の夏祭りで当たったとなりのトトロのおはしセットかな。嬉しくって、家庭科室でで店の片付けをしていた母にそれを見せに行った記憶がある。当たった時に祝福してくれた友人の顔や、よかったねと微笑む母の顔、鈴虫の鳴き声や生ぬるい風、全部ひっくるめての良い思い出。

異物混入注射の件は、今のところは健康状態に異常なし。

「夜を乗り越える」(又吉直樹)を読んだ。特に印象に残った節は以下の3つ。

「正解、不正解ではなく、どうしようもない状況が存在することを知って欲しい。世界は白と黒の二色ではなくグラデーションです。二択ではありません。二次元ですらありません。それを表現するために言葉があり、文学があります。」

「道徳的規範からはみ出した者に対して世間は容赦ないですよね。二択で決着をつけようとしすぎです。二択で決めようとすると善悪ではなく人数が多い方が正義になることが多い。」

「死にたくなるほど苦しい夜には、これは次に楽しいことがある時までのフリなのだと信じるようにしている。(中略)その瞬間が来るのは明日かもしれないし、死ぬ間際かもしれない。その瞬間を逃さないために生きようと思う。得体の知れない化物に殺されてたまるかと思う。」

「又吉ー!又吉ー!」と心のなかで叫びながら読んだ。

笑福亭鶴瓶

  • 2021年08月24日
「ぜんしゅの跫」(澤村伊智)を読んだ。比嘉姉妹シリーズのホラー短編集。表題作よりも、「鏡」という作品がこわすぎおすぎ案件だった。

ていうか「跫」(あしおと)っていう漢字考えた人とそれを公式に認めた人誰か知らんけどノーベル素敵漢字賞あげて!と思った。漢字を見るだけでヒタ…ヒタ…と得体のしれない何かが迫ってくる情景が思い浮かぶ。

日中はチャカポコ仕事、夕方家に帰ってテレビを見ているとシュシュが「麦茶のおっちゃんがでてる」と言っていて、見ると笑福亭鶴瓶だった。普段ほとんどテレビを観ない子ども達にとって鶴瓶は「テレビに出てくる人」ではなく「麦茶のパッケージに写っているおじさん」という認識なのが興味深い現象。この時代、そういうご家庭も多いのかもしれませんね。

おまつり

  • 2021年08月22日
待ちに待った日曜日というのに、なんと2週連続でニチアサ放送せず!関西地区の住人のみ毎年この時期は苛まれるニチアサ甲子園問題です。(甲子園が放送されるためニチアサは放送休止。テレビ局のホームページ上の振替放送日の案内が絶望的に分かりにくいので観るのをあきらめるしかない。仮面ライダーはちょうど最終回間近の時期なのでわりと本気でつらいものがある。ちなみに今年は今日が仮面ライダーの最終回だった。)

というわけで気合の入らないスタートだったけど、今日は家で夏祭りをやろうぜという話を子どもたちとしていたので、朝から準備をした。

飾り付けや屋台の準備をみんなでして、夕方スタート。アレクサに祭の音楽を流してもらい、雰囲気作りをした。屋台は枝豆、フライドポテト、ウインナー、おにぎり、やきそば、ジュース。妻が紙コップやパックに入れてくれて、お祭り感があってよかった。子どもたちと考えた出店はアニアつかみどり、ヨーヨーつり、駄菓子屋さん、お化け屋敷、それからシュシュが考案した「へびやさん」。へびやさんはお金を払うとへびを見られるというもの。シュシュが紙を切って作ったかわいらしいへびだった。

盆踊りの時間にはアレクサに盆踊りを流してもらい、花火の時間はアレクサに花火の映像を流してもらう。思っていた以上に盛り上がり、ネーネーが「こんなに楽しい夜ある?」と叫んでいたのがナミチョチョだった。

去年も今年もお祭りには行けなかったけど、こういうのもいいねという話をしながら恵比須顔で寝ました。

パウパトロール

  • 2021年08月21日
昨日からパウパトロールの映画が公開された。子どもたちが大好きな作品。何気なく近所の映画館のサイトを見たら8時半の回がガラガラだったので急いで予約。起きた所で寝ぼけ眼のの子どもたちに「パウパトの映画行こう」と声をかけた後の行動のキビキビ加減が半端なかった。

シュシュにとっては初めての映画なので、暗いところ大丈夫かなと少し心配だったけど、映画が始まると夢中になって観ていた。映画のフライヤーを最初から最後までギュッと握りしめたまま真剣に観ている様子が愛しすぎた。

肝心の映画はというと、もうこれが本当に最高だった。テレビ版はワチャワチャと愉快な話しかないので、そのノリで観たら思いがけず感動する話でビタビタに泣きながら観た。

この作品はケントの完璧すぎるリーダーとしての資質と、そんなケントに完全なる信頼を寄せて任務を着実に遂行するパウパトロールの活躍が見どころ。ケント達は、たとえバカンス中でも市民から要請があればどこでも出動する。テレビ版では報酬を受け取るくだりがなく、個人的にはケントたちの収入源がすごく気になっていたんだけど、映画でそのあたりを匂わせる話があったのもよかった。

アドベンチャーシティにケント達用の巨大なビル(基地)が建てられるんだけど、ケントがパウパトロール達に「きみたちががんばってくれたから、これを建ててもらえたんだよ」というセリフがあって、特定の機関からバックアップをうけていることが伺えた。そのビル(基地)も尋常じゃない構成で立地もいいし、時価500億円以上するんじゃないかというところ。

そして映画の中で特に印象が残っているのが、いつもは完璧に任務をこなしているチェイスが任務に失敗して、その失敗というのが結構人命に関わるような失敗なんだけど、それで落ち込むチェイスにかけたケントの第一声が「きみが無事でよかった」で、優しすぎてここで号泣。

その他にも、映像がテレビよりもより美麗でみんなの毛がモコモコしてたのも良かった。

映画が終わって帰ったのが10時半。お昼はオムライス、夜ははま寿司(テイクアウト)。

ここ2週間

  • 2021年08月20日
物質的・精神的な豊かさを得るために体力や心を消耗しているわけで、そのバランスが保たれているからこそ日々を楽しくやりくりできているわけなんだけど、コロナ禍で心の消耗の方のウエイトが高くなって、特にここ2週間ほどはとても気持ちが落ち込んでいたような気がする。天気も良くないし。そういう時は本当に何をする気になれず、仕事の時間以外は本を読んだりアニメを観たりして過ごした。そういえば日記も漫画もぜんぜん描いてない。自分にとってそれらの行為は、心に余裕があることが前提なんだなと気づいた。

・「ししりばの家」(澤村伊智)
・「怪談・奇談」(ラフカディオ・ハーン)
・「山奥ニートやってます」(石井あらた)
・「今夜もカネで解決だ」(ジェーン・スー)
・「ぼくへそまでまんが」(矢玉四郎)
・「さくらももこ『ちびまる子ちゃん』を旅する」
・「ひとり暮らし」(谷川俊太郎)
・「仮面ライダーBlack」(石ノ森章太郎)

ラフカディオ・ハーンの怪談集は「破約」がとんでもなく恐ろしかった。それに加えて松山にあるラフカディオ・ハーンの記念館の公式サイトにアクセスすると冒頭に館長がこちらをジッと見ている写真が表示されてるんだけど、何回スクロールして一番下の所在地住所の箇所を見ようとしても強制的にビューン!とトップに引き戻されてガン見館長の写真が出てくるのも怖かった。またこっち見てる!もうこっち見んてといて!となった。

アニメもいろいろ観たけど、「ODD TAXI」がぶっちぎりで良かった。かわいらしい動物たちが出てくるほのぼのアニメと思って観始めたらとんでもなく重い内容で、最終回はビタビタに泣きながら観た。主題歌や声優のキャスティングもとにかく最高で、仮面ライダー龍玄(高杉真宙)も出演。

さて自分自身の制作の話に戻りますが、この先どうしようかしらね…と随分と悩んだけど、やっぱりもうちょっと頑張ってみたいなと思う。オークションサイトで、さくらももこ先生が愛用されていたシャープペンシルと同一モデルのものを購入したんだけど、そのペンを握ってサラサラと絵を描いていると、潰えそうになっていた気持ちが一気にブワッと燃え上がってきた。

ま、ぼちぼちでがんばります。
生活について