出張で名古屋。ここに来ると毎回何かしらのハプニングが起こるんだけど、今日はカバンがハチャメチャに壊れた。ひと仕事終えて、さあホテルに行こうと思ってカバンのファスナーをビッと閉めたら、そのファスナー部分にコンビニのレジ袋がめちゃくちゃに絡み合ってしまい、無理やり開けようとして故障。
悲しい気持ちで荷物をレジ袋につめてホテルまで歩いた。
銀杏BOYZ峯田さんの日記で、ライブに行くときの荷物はコンビニのレジ袋に入れた携帯電話と着替えのTシャツ1枚ということが書いてあって、その行為に漠然とした憧れがあった。自分はとにかく荷物が多いタイプの人間なので、こんな風にレジ袋にピャッと荷物をつめて出かけられたら…とずっと思ってきたけど、その夢が名古屋で叶った形になった。レジ袋は破裂しそうなほどパツンパツンでしたけどね。
無印良品でカバンを買う。コロナの影響で18時閉店らしく、入店したのが17時55分くらいだったので、1分で決めて買って帰った。
そしてホテルにチェックインして、まずは腹ごしらえ。テクテクまわりを歩いて店を探すとどこも閉店してる。(これもコロナの影響)
唯一空いてたステーキ屋があったのでよっしゃ肉を食べるぞ~と行く機満々で念のためネットで店情報を調べると、「ステーキ1枚6,500円~」と書いてあったのでアカン!中止中止!となった。よく見ると店の駐車場はベンツを初めとした外車がズラリ。店からは絵に描いたような金持ちの息子が出てきたのでアッ!富裕層の人!と思った。
そこから歩いて5分くらいのところにあったCoCo壱でカツカレーを食べてホテルに戻る。
テレビをつけたまま、勉強をした。テレビでやってたのは「家ついて行っていいですか」で、私も妻も好きな番組。
なんとなく音を聞きながら勉強していると、先日ミュージシャンのパートナーをガンで無くしたばかりという女性の家に行く事になっていて、なんとなくその亡くなった人はイノマーさんかな?と思っていたら、本当にイノマーさんだった。バンドが売れてからも初心を忘れないために、ずっと家賃65,000円のアパート暮らしをしていたそう。その日がイノマーさんの葬式の日だったこともあり、部屋にはイノマーさんの面影が強烈に残っていて、胸がキュッとなった。
ふと、自分が急にいなくなってしまった未来を想像してしまうことがある。
でも子どもや妻の描く「未来」には当たり前のように自分が存在していて、それに気づかされる度にしっかり生きないと!と強く思う。
今日宿泊したホテルはとにかく設備が終わってて、部屋が異様に寒いんですけど暖房のスイッチを押すと全力で冷房が作動して部屋がさらに寒くなるので、布団を被って勉強している。
でもチェックインした時にメロンソーダを飲ませてくれた上にお豆のおやつくれたから、きっと良いホテルなんです。(設備は終わってるけど)
22時前に寝落ち。