生活について

結局、家で過ごす

「光る壁画」(吉村昭)を読んだ。世界で初めて胃カメラが実用化されたのが実は日本だそうで、これはそれらの事実にフィクションを加えてストーリー化されたもの。胃カメラー歴5年の身として読んでおかねばと思って読んだ。物語の本筋ではないんだけれど、主人公が単身赴任している部屋の情景やにおい、宇治教授らと屋台で飲みかわす酒の味などが鮮やかに頭の中に描かれた。

今日は仕事の後、家に誰もいない(妻たちは近くにある妹家に泊まりに行った)ため、このひさしぶりの超ひとり自由時間をどう有意義に過ごそうかということをずーっと考えながら一日を過ごした。ひとりで大江戸温泉に行って泊まる?一泊15,000円か…。フラッと行くにはちょっと悩ましい値段。じゃあ、スーパー銭湯に行った後、映画館に行こうかな。でも観たい映画がない…。(「事故物件」という亀梨和也主演のホラー映画を観るつもりだったけど、レビューで酷評されていたのでやめた。映画の後半がハリーポッターみたいになっているらしい。どういうこと?)

とりあえず一旦家に帰ってから考えよう、と思って家に帰ってクーラーをつけた瞬間「もうこの家から一歩も出たくない」状態になったので、サッとシャワーを浴びた後は、いつも通り原稿作業をした。全集中”原稿の呼吸”で頑張ったので、ここ最近続いていたスポットの原稿も終わりが見えてきた。いよいよ本の挿絵案件に集中して取り組めそう。これをビシッとやり遂げたら、そこからは全集中”勉強の呼吸”でひたすらおきばり期間が始まる。

結局19時から25時過ぎまで原稿作業をして、そのまま布団にドタン!と倒れるように眠りました。
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