生活について

大人になるということ

午前中はネーネーの音楽教室。待ち時間はいつもの喫茶店に行き、レモンスカッシュを飲みながらこだまさんの新著「いまだ、おしまいの地」を読んだ。こだまさんの書くお話に時々ポツリと出てくる、夫との日々の幸せのかけらのようなものがとても好き。

その後ネーネーをピックアップして、マクドナルドでごはん。すこし散歩してから、アイスクリームを一緒に食べた。

アイスを食べながら、「そういやあなたここで2回ほどアイスを床に落としたんよ」と言うと「覚えてる」とのこと。聞くと、落とした時のシチュエーションや場所までもしっかり覚えていて、当時は確かヨチヨチ歩きくらいの年齢だったと思うけど、しっかり覚えてるもんだな~と感心。

アイスを食べた後、チョコレートがついたネーネーの口をハンカチで拭いている時に「大人になるってどういうことなん?」と聞かれたので、「こうやってアイスが口にいっぱいついてても、自分で拭かないといけないこと。大人になったらもうパパは拭いてあげられへんから、自分でやるんよ」と言うと「ふーん」と言っていたけれど、自分の発した言葉がエモすぎて泣きそうになった。なので声を震わせながら「でも、いつでも呼んでくれたらお口拭きに飛んでくるからね」と言うと、「うん」との返事。エモすぎるやりとりだった。

いま思い出しただけでも泣けてくる。

明日の試験に備えて20時就寝。
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