生活について

ワクチン2回目

ワクチン接種2回目。家の用事をピャッピャと済ませて早めに家を出て、新大阪駅の浪花そばで早めの昼食をとった。しばらくまともな食事はできないかもしれないと思い、今日は「新大阪そばチャーシュー添え(600円)」にした。いつもなら注文が通ると厨房から「ハイヨ!」や「おおきに!」など威勢のいい声が聞こえてくるのだけれど、コロナ対策のためかそれもなし。パチャパチャと湯切りをする音が静かな店内に響いていた。

11:40新大阪駅発のシャトルバスに乗ってグランキューブ大阪まで。到着後は前回と同じ流れで、書類確認→問診①→問診②→接種→問診③→15分待機。トータルで25分ほど。問診①が若い女性看護師さんだったんだけど、最後に元気よく「レッツゴーネクストステージ!いってらっしゃい!」と言われたのでUSJのアトラクション?と思った。問診②に向かう廊下では、わたしがその時間帯の予約者ひとり目だったらしく、椅子に座ってリラックスしていた係員の人たちが、わたしの姿を見た誰かが発した「来たぞー!」という声で一斉に立ち上がって臨戦態勢に入ったのがすごかった。スイッチの切り替えすごすぎ~!と思った。そして接種も終え、15分待機を終え会場を出ようとすると出口の係員がわたしの接種券を確認した後わたしの方をまじまじと見るので何事……ととても不安な気持ちになっていたら「そのTシャツめっちゃかわいい~」と言われたのでずっこけそうになった。

シャトルバスで新大阪駅に戻る。子ども達の大好きなみたらし団子を買って帰った。

道中では「きりぎりす」(太宰治)を読んだ。短編14作が収録された作品。表題作「きりぎりす」と「畜犬談」という作品がとても良かった。「畜犬談」は犬を恐怖の対象としか見ていない主人公の男が、何故か野良犬に懐かれてしまったことからイヤイヤ共同生活を送ることになるんだけれど、やはりどうも好きにはなれない。そして引越しを機にその犬を捨ててしまおうと決意するのだけれど、そのタイミングで犬が皮膚病にかかり、惨めな姿に成り果ててしまう。妻と相談の末、いっそのこと殺してしまおうと毒入りの肉を食べさせるのだけれど、薬が効かず犬は生き延びてしまう。それでもなお男を慕う犬の姿を見て最終的に心が移ろい、話はこのように括られる。(以下、引用)

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「僕は、ポチを東京へ連れてゆこうと思うよ。友がもしポチの恰好を笑ったら、ぶん殴ってやる。卵あるかい?」
「ええ」家内は、浮かぬ顔をしていた。
「ポチにやれ、二つあるなら、二つやれ。おまえも我慢しろ。皮膚病なんてのは、すぐなおるよ」
「ええ」家内は、やはり浮かぬ顔をしていた。

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希望のある終わりで良かった。ポチよ、どうかお幸せに。
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