生活について

スーパーヒューマン

万博公園に行き、人気の少ない森にテントを張って過ごした。近くに浅瀬の人工川があり、子ども達と足をピチャピチャしながら、ザリガニや魚を探した。芝生の広場では妻もわたしも子ども達も裸足になって走り回ったり、寝転んでボーッとしたりした。帰宅後みんなが「楽しい一日だったね」と何度も反芻していて、そういう日は実に久しぶりだったのでとても感慨深かった。

「スーパーヒューマン誕生!」(稲見昌彦)、「黄桃」(太宰治)を読んだ。

スーパーヒューマンは現役教授による人間拡張工学の本なんだけど、SFアニメの例なども多く非常に明快な内容だった。特に印象に残ったのが、約10年前にイグノーベル賞を受賞した「スピーチジャマー」の原理を紹介するくだり。スピーチジャマーは拡声器のような形をしていて、これを発話者に向けると発話者の声を0.2秒のディレイで送り返す。人間の脳は喋りながら無意識に自分の声を脳内再生していて、0.2秒遅れで自分の声が再生されると脳の処理に不都合が発生して、喋れなくなるとのこと。(「聴覚遅延フィードバック」というもの)

0.2秒の境界線の原理を何か他に活かせそうなところはないかなと考えているところ。

「黄桃」は太宰の名作といわれている短編作品で、これを収録している本がなかなか見つからなくて、こないだ古本屋でやっとこさ見つけたもの。「人間失格」に収録されていた。というわけで現在我が家には「黄桃」が収録されている人間失格と、「黄桃」が収録されていない人間失格があって、ちなみに表紙は黄桃含み人間失格は生田斗真さん、黄桃なし人間失格は小栗旬さんで、どちらもあまりのイケメンさにドキドキしてしまう。

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