生活について

〆切本

朝4時起き。ラフ20点ほどこちょこちょ。7時出勤。昨日の夜に新大阪駅「浪花そば」に折り畳み傘を忘れてったので、それを受け取りに行く。一日中、司会仕事。休憩中、コンビニでマドレーヌが売られていたので4つ購入。シュシュがシルバニアファミリーのマドレーヌをいたく気にいっていて、その食べ物は本当にあるんだよと言うと、えー食べたい!と目を輝かせていたので、ここ一週間はコンビニを見つけてはマドレーヌを探してきた。意外とマドレーヌは売っておらず、売っていても、ザ・マドレーヌ!といった形状をしていないやつばっかりで、難航していた。メールにて、選書依頼あり。仕事終わり、花束を受け取って帰宅。花束の袋を見て妻は「でっかいフランスパン持って帰ってきたんかと思った」と言っていた。シュシュにマドレーヌを渡す。テンションが上がったシュシュが、スーパーで買ってきたさつまいもの皮を勝手に剥く。メッ!と言うとパパのバカー!と泣いてしまったけれど、マドレーヌを見て機嫌が速攻なおっていた。コロコロと喜怒哀楽が切り替わる姿が、とても愛らしい。ネーネーはけん玉の「もしかめ」という技を連続278回できたそう。すごすぎ~と言うと、クラスに500回以上できる子がいるんよ、とあっさりした反応だった。

「〆切本」(左右社)を読んだ。様々な作家が〆切に追われていることについて書いたエッセイや、実際に出版社に宛てた〆切遅延の詫び状などが掲載されている。夏目漱石も要約すると「書くのほんまきっつい、めっちゃ読みたい本あんのに全然読む時間ない、まじ勘弁」といったことを書いていて親近感が湧いた。

中でも一番笑ったのが、高橋源一郎のエッセイ。保養所に缶詰になるも数日たっても書けない、その理由が記されている。一日目は、夕食が美味しすぎておなかいっぱい食べてしまって、これでは仕事にならんので書けない。二日目はワープロのインクリボンが切れていて書けない、おまけに夕食が美味しすぎてまたお腹いっぱいになって書けない。三日目はラジオを忘れてきたので、それと漫画とお菓子を買って、さあやろうか、いやまずは予定表を作ろう、ということで予定表を作ったら眠くなったので寝た。四日目は、さあ頑張ろうという時に編集者から進捗を伺う電話があってやる気を失った。ということで、もう一生書けないんじゃないかという雰囲気で終わっている。

ひとしきり笑った後、〆切にめちゃくちゃ追われているこのタイミングで読む本じゃなかったな…となった。

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昨日のクイズの答えです。

1、 レンコンにはなぜ穴があいているいるのでしょうか?
 →「たべるときに、おはしをさしこむため」

2、 写真を撮る時に横で音がするのはなにでしょうか?
 →「はなび」
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