生活について

ツバメ

ネーネーのヘアカットの付き添いで美容室まで。その後ミスタードーナツでドーナツを手早く食べて、街へと繰り出す。1時間半ほど歩きながら、最近一緒にはまっているポケモンGOをやった。暑くてたまらんかったけど、最後に日陰のベンチに座って冷たいラムネで乾杯したときの瓶と瓶がぶつかる「キィン」という音とネーネーの笑顔が、時を超えて案件だった。

夕方ファミレスへ。前回来た時は入口にあるツバメの巣の中が雛でぎゅうぎゅうになっていて狭そうにピイピイ鳴いていたんだけど、今回は巣には一匹もおらず。代わりに小さなツバメが何匹も周囲をピヨピヨ鳴きながら旋回していたので、「大きくなったね」と皆でしみじみと見守った。

夜、もう寝ようかというときにネーネーが部屋をごそごそしていて、2年前に使っていた音読カードを出してきて「ヤドランがいる!」と騒いでいた。ポケモンはあまりに巨大コンテンツ故に、過去日常的に使用していた文房具などにも紛れていたけれど、ポケモンに興味のなかった子どもらにとっては、ただのキャラクターでしかなかった。それがポケモンを知ったことにより、あっちにもこっちにもポケモンのものがあったんだ!と嬉しそうに発見を繰り返している。

新たな知見を得ることにより日常の解像度がグッと上がる経験、いいよねと見守っている。
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