生活について

おさびし山

9時過ぎに家を出て塩田八幡宮まで。今年は本厄なので、早いとこ厄払いせにゃならんということで。

去年は前厄のお祓いをしてもらって、その時に神社の方がわたしの御札を無くしてしまい再発行されたものを受け取るというサプライズがあって、その出来事が暗示するかのように散々な一年になってしまった。今年は問題なく、御札を受け取った。

実家に果物を届けて、茨木へ戻った。道が混んでいて14時過ぎに家についた。カップ麺を食べて、しばらくしたら娘が帰宅。サバの炊き込みご飯、味噌汁、白身魚のフライと卵焼きを作った。息子を迎えに行くと、明日は保育所の行事でプラネタリウムを観に行くということで、みんなワクワクしていて良かった。クラスでプラネタリウムに行ったことがあるのは息子だけらしく、ちょっと得意げだった。

「積み木シンドローム」(森博嗣)・「ムーミン谷の彗星」(トーベ・マリカ・ヤンソン)を読んだ。

「積み木~」は最初は面白く読んでいたけれど、森さんが印税が毎年ウン千万円入ってきて、使いようがなくて困っている、もう仕事もしたくない、お金いらん、というようなことを何度か書いてらして、共感できなさすぎて最後まで読めず。こんなに共感できひん文章ある?と思った。「ムーミン谷~」は良かった。ムーミン谷に落ちる彗星、世界が終わりに向かって進む中でのムーミンたちの大冒険。ムーミンをちゃんと読んだのは初めてだった。欲が出すぎてガーネットをたくさん拾い集めて、最終的に全部落としてしまうことになったスニフにスナフキンが「なんでも自分のものにして、もってかえろうとすると、むずかしいものなんだよ。ぼくは、見るだけにしてるんだ。そして、立ち去るときには、それを頭の中にしまっておくのさ。ぼくはそれで、かばんを持ち歩くよりも、ずっとたのしいね」と声をかけていて、スナフキン!めちゃくちゃええこと言う!せやけど、せやけどわたしは見るだけなんて無理!やっぱり大切なものは自分の手元に置いておきたいし…ごめん、あなたとは仲良くなれないかも!と思った。

スナフキンがわたしのコレクション部屋を見たら絶句しそう。
生活について