生活について

厄払い

お昼からお休みをいただいて、厄払いへ。(後厄)

西宮北インターを降りてすぐの場所にある老舗ラーメン屋「ほうれんそう」(魚介とんこつ)でラーメンを食べて、神社に向かった。

昨日と今日が大厄除祭ということで、たくさんの人で賑わっていた。BGMがお琴のやつじゃなくて、壮大なコーラスソングで泣かせる系のメロディだった。注意深く聴くと、「ゆっくりと~ゆっくりと~すすんで~くだ~さい~♪」という、神社の中はゆっくり階段を登ってくださいという注意喚起系の歌だった。メッセージ性つよ!と思った。

受付で事務作業をする若者のうち一人が鼻をほじりながら作業をしていたので、神様の前でなんて大胆な!とドキドキしていたら、鼻ほじりマンじゃない方の若者が受付をしてくれた。そのまま流れるようにご祈祷していただき、マッハで帰宅。夕方、習い事の息子を迎えに行った。

「生活フォーエバー」(寺井奈緒美)を読んだ。ON READINGのレーベルELVIS PRESSからの出版。

寺井さんの「生活は腐敗との戦いだから米を炊け生活フォーエバー」という短歌で始まる、慎ましく愛おしい短歌&エッセイ集。

途中、人生とは死というゴールに向かうピタゴラスイッチのようなものと書かれていて唸った。人生のすべてはピタゴラスイッチのように因果で繋がっている。となると、死ぬ瞬間にはなんとしてでも「ピ」を表現して、あのBGMを爆音で流してもらいながら絶命したい。カタカナの「ヒ」の形は全身でつくれそうだから、何かしらのまるい輪っかのようなものを伸ばした手の先に置いて、ドローンか何かで上から撮ってもらおう。魂の救済。

寺井さんの「手羽先の骨をしゃぶっている時のろくでもないうつくしい顔」という短歌も気持ちがいいし、突然知らない人に話しかけられたときに「えっ?私のこと見えてますか?」と幽霊の気持ちで驚く一節も、あるあるすぎて笑った。
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