生活について

しみじみ

いや改めて、先日のドラえもん映画は素晴らしかった。今回は絵世界がテーマということで、オープニングではドラえもんの登場人物が世界の様々な名画の中に入り込んで楽しそうにやっていて、それぞれの名画の画風で描かれたドラえもん達キャラクターを観て初っ端から感動してしまった。あの数十秒だけでも、観る価値は充分ある映画だった。

文芸の日記特集。印象に残った箇所をちょこちょこ。

滝口悠生「記憶のなかでは「退屈」で「平凡」な一日になりかけていた一日が、日記に書かれることでもともとの特別さを取り戻す」、くどうれいん「いまのインターネットは不自然な水面だと思う。松ぼっくりを投げて広がるはずの波紋が、時折鉛のかたまりを投げ込んだように広がるのはやっぱり自然ではないと思う」、梶谷いこ「私にとって「書く」ことは、破壊と再生のプロセスであった」。

岸本佐知子「尻 on fire 日記」にて、自身が太ったことを「太りの発生」や「太りの顕現」と表現していて、積極的に使っていこうと思う。
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