午後からお休みをいただき、全力疾走。子らの参観。息子は保健、娘は謎解きゲームの授業。授業後、息子がプラモデルを買いに行きたいのでついてきほしいと言うので、ジョーシンまで。30分ほど悩んで、お小遣いで黒いレックウザのプラモデルを買っていた。自分の財布から小さく折りたたまれたお札を取り出して差し出す姿から溢れ出す緊張と興奮を己のまぶたに焼き付けた。プラモデルを抱きしめる息子を駐輪場で撮影。
晩ごはんはカレーをつくった。
「ユーモアの鎖国」(石垣りん)・「植村直己の冒険学校」(植村直己)を読んだ。
石垣りんは定年まで銀行に勤め上げながら、詩人として活躍された方。エッセイの紡ぎ方もそれはそれは素晴らしいものだった。「花嫁」「朝のあかり」「宿借り」あたりが特にギュンギュンした。「宿借り」では、女性が持つハンドバッグのことを「ちいさなちいさな家」と表現していらした。わたしはいつもキャンプのときには自宅にある好きなものをああじゃこうじゃと持ち込んで小さな自分の部屋をつくるので、そういう感じなのかな。
幼い頃に母を失ったことを振り返り「過去があって現在があるように、ないことによってあるものが支えられている」と綴っている。
植村直己の冒険記は、豪胆そのもの。とても真似できるものではないけれど、読み進めるうちに冒険している情景がありありと浮かんでくる。北極の氷上を犬ぞりで駆け抜ける自分の姿を想像した。それいけ!と犬たちに声をかけて全力で無視され立ち往生するさまが予想できて怖い。