生活について

ネコロボット

ガストに行くと、ネコ型配膳ロボットのタイヤの調子が悪いらしく、ギギィィーッ!ギャァアアア!と絶叫のような摩擦音を轟かせながら配膳してくれた。ネバとろサラダうどんを掻き込みながらふと、あれはタイヤの音ではなくもしかするとロボットの魂の叫びだったのかもしれない。わたしへのメッセージであったのに、それを見逃していたのかもしれない。と、ハッとした。

振り向くとキッチン入り口で待機中のネコロボットと目が合って、すこしだけ戦慄しました。
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