生活について

整形外科

娘がしりもちをついて以来腰が痛いと訴えるので、それはいかんと整形外科に行った。整形外科には過去一回だけ行った事があって、背中が痛くて行ったら背中にバズーカ砲(ナインハルト・ズィーガーが右腕につけてるやつ)みたいな機械を当てられてめちゃくちゃ恐怖した記憶がある。娘は一瞬で先生に呼ばれレントゲン室に吸い込まれていった。ナインハルト・ズィーガーの右腕のような機材はなかった模様。結果、骨にヒビは入っておらずひとまず安心。疲れたねえと労いあい、ファミリーマートでファミチキや肉まんを買って帰った。いつの日からか、わたしと娘の間で肉まんは労いの証になっている。

「ヤクザときどきピアノ」(鈴木智彦)を読んだ。数年前に読んだ「サカナとヤクザ」の作者である鈴木氏が、50歳過ぎにしてピアノ教室に通い、発表会で演奏を披露するところまでが描かれている。そういう内容の本は以前にも見かけたことはあったけど、アウトローなライターならではの鋭利な文体とピアノ演奏とのギャップに痺れた。ピアノそのものの歴史的背景にも触れていて、例えばピアノが生まれた頃に活躍した演奏家は宮廷に呼ばれ、演奏による決闘が行われていたとの記述があった。出されたお題に対し即興演奏で勝負する。その伝説的なチャンプがバッハ。バッハといえば音楽の教室のうしろに肖像画が貼ってある、髪型がえげつない人という印象が強かったけど、そういう話を聞くと見え方も変わる。

まえがきのくくりに太字で書かれた鈴木氏の「残酷で理不尽な世の中を、楽しんで死ぬ」という言葉もグサグサくる。

ヤマハ音楽教室(大人の初心者向け個人レッスン)体験授業の申込みをしました。
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